泌尿器科では臨床的アプローチとして新鮮凍結遺体を用いた外科手技トレーニング法の開発、ロボット支援手術や腹腔鏡下手術における手術手技の工夫や新たな手術法の開発、3次元画像を用いた術前シミュレーション法の構築などを目指し研究を行っている。また基礎研究では腎尿路生殖器癌を中心に、臨床検体を用いた網羅的遺伝子解析や培養細胞を用いた増殖・浸潤解析などを介した癌の発生および進展メカニズムの解明や、手術摘出検体をマウス皮下移植して作成したPatient derived Xenograftを用いた新たな治療法の探索、また、末期がん患者の悪液質・筋萎縮の発症メカニズムの解明などを目指している。

主要研究テーマ

  1. 新鮮凍結遺体を用いた外科手技トレーニング・手術法の工夫や開発
  2. がん悪液質発症メカニズムの解明と治療法の開発
  3. 腎尿路生殖器癌とその周囲組織を用いた疾患モデル樹立とその解析
  4. 進行性腎細胞癌におけるチロシンキナーゼ阻害薬抵抗性獲得のメカニズムの解明
  5. 尿路上皮癌多段階進展機構の解明と新たな治療薬の開発
  6. 腎尿路生殖器癌進展におけるGalectin-3発現の意義とその役割の解明

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