眼科学分野
三田村佳典教授
細菌、真菌、ウイルス、アメーバによって惹起される角膜炎の診断、治療、薬剤耐性とその対策の検討、眼球組織の免疫反応の特異性を検討し、臨床応用として、各種ぶどう膜炎における免疫機能との関連、病態に及ぼす影響の検討、硝子体手術の改善、3歳時検診などを通じて、視覚発達機序を臨床的に追跡調査。
主要研究テーマ
- 抗ヘルペス剤の開発、特に角膜ヘルペス治療剤の開発
- 抗ヘルペス剤の薬剤耐性
- 眼房水の免疫抑制作用
- ぶどう膜の発症機序と免疫機能との関連
- ぶどう膜炎、特にベーチェット病、原田病の病因と治療
- 視覚発達機序の研究
- 糖尿病網膜症や黄斑部疾患に対する硝子体手術
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
北村嘉章教授
コミュニケーション障害の診断法ならびに治療法を確立させることを目的として、音響学的、空気力学的、電気生理学的および病理組織学的研究手法を用い、ヒトの聴覚機構ならびに発声発語機構の検討を行っている。
主要研究テーマ
- 発声発語機構の生理と病態
- 語音聴覚障害の診断と治療
臨床神経科学分野
和泉唯信教授
コミュニケーション障害の診断法ならびに治療法を確立させることを目的として、音響学的、空気力学的、電気生理学的および病理組織学的研究手法を用い、ヒトの聴覚機構ならびに発声発語機構の検討を行っている。
主要研究テーマ
- ジストニアの病態解明と治療
- 脊髄小脳変性症。磁気刺激療法の評価など
- 神経変性疾患の治療。ALSに対する超大量メチルコバラミン療法の治験など
- 末梢神経の電気生理学・形態学。軸索機能検査法(threshold electrotonus, recovery cycle, latent additionなど)・運動推定単位数(MUNE)・皮膚生検による無髄感覚神経の評価など