研究概要

消化器内科学分野では、消化器癌の発生、進展の機序に関する研究、及び癌細胞の種々の特異分子を標的とした癌治療に関する研究を行っている。

主要研究テーマ

基礎研究

  1. 大腸腺腫、鋸歯状ポリープのオルガノイド培養を応用した大腸癌予防法の開発
  2. 大腸癌における薬剤耐性機序の解析 —オルガノイドを用いて—
  3. 大腸癌にけるEGFRの内在化と抗EGF抗体薬の効果の検討
  4. 食道癌のマイクロRNAアレイ解析と予後予測モデルの検討
  5. 肝細胞癌に対するソラフェニブの耐性機序の解析
  6. 肝細胞癌に対する薬物排泄ポンプの発現と役割
  7. 膵癌のマイクロRNAアレイ解析と予後解析
  8. 膵癌細胞と脂肪細胞の細胞間相互作用—Cancer-associated adipocyteの役割—
  9. 膵癌の転移におけるエクソソームの役割
  10. 遺伝性消化器癌の研究

臨床研究 

  1. 胃癌に対する免疫療法(抗PD-1抗体薬)の有効性と安全性の臨床試験
  2. 肝細胞癌に対する分子標的療法を用いた化学放射線療法の臨床試験
  3. 大腸ポリープに対するクルクミンの予防効果の検討
  4. HER2陽性切除不能進行胃癌に対するDocetaxel+CDDP+S-1+Trasutuzumab療法の第2相試験
  5. 切除不能進行胃癌に対するDocetaxel+Oxaliplatin+S-1療法の第2相試験

他に内視鏡関連の臨床試験も多数実施している。

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