このたび、令和3年度「授業について考えるランチセミナー」<オンライン授業・ハイブリッド授業>が開催されました。
ご参加いただいた皆さま、大変ありがとうございました。

■開催日時
 第1回 2021年4月8日(木)12:05~12:50
 第2回 2021年4月15日(木)12:05~12:50

■内容
第1回
 まず講師から昨年度の教養教育院におけるオンライン授業の実施実態を報告し、今年度は昨年度の繰り返しではなく、昨年度の経験を活かした授業が必要であることを説明した。その後、実際にオンライン授業を経験した学生に登壇してもらい、学生目線でのオンライン授業のあり方について提言や、参加者との意見交換を行った。
第2回
 前半では、講師からハイブリッド授業の実施方法や必要なツール、またオンライン授業を円滑に進めるための注意点を説明した。後半では、3名の教員に登壇してもらい、それぞれから実際に行われたオンライン授業の実践事例を紹介した。その後、講師と教員、参加者による質疑応答が行われた。

■参加者
第1回 4月8日
 43名(Zoomによるオンライン)
第2回 4月15日
 38名(Zoomによるオンライン)

■コーディネーター・講師・登壇者
第1回 4月8日
コーディネーター・講師
 吉田 博(高等教育研究センター教育改革推進部門)
登壇者
 工藤 駿作(総合科学部3年)
 大崎 人愛(総合科学部2年)
 増原 涼(理工学部2年)
 粟飯原 凛大 (理工学部2年)
第2回 4月15日
コーディネーター・講師
 吉田 博(高等教育研究センター教育改革推進部門)
登壇者
 上月 康則 先生(理工学部社会基盤デザインコース)
 金西 計英 先生(高等教育研究センター学修支援部門)
 モートン 常慈 先生(教養教育院)

■成果と課題
 プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。その結果、「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では第1回では96%が肯定的な回答 (「とても当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」の合計) をしていた。同様に、第2回では同じ設問に対して回答者全員から肯定的な回答を得られた。
 自由記述からは、昼休みの時間にオンライン形式で参加できることに対して「参加しやすい」との回答が得られたほか、内容について第1回では「学生の生の声が聞けた」第2回では「実際に授業で使っている手法を聞けて参考になった」と言った肯定的な意見が寄せられた。一方で、第1回では「登壇した学生は能動的に学習する学生のはずなので、それ以外の学生の視点も知りたい」「総論的な話ではなく、よりそれぞれの授業にフォーカスした話が聞きたい」、第2回では「紹介された資料の中に、徳島大学の構成員以外ではアクセスできないコンテンツがあったのは残念 (非常勤講師の方)」といった指摘もあった。
 今後は幅広い実践事例を収集し様々な教員・授業のニーズに対応できるようにするとともに、学外への事例公開方法についても検討する必要がある。

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教育支援課教育企画室 メール:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp 
           電 話:088-656-7679 内線(82)7124
※令和2年11月27日に常三島へ移転したことにより,内線番号が変更しました。メールと外線番号は変更ありません。

徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
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