■内容
はじめに、教学IRに関する業務内容や意義などの概要について説明を行い、教学IRが重視されるようになった背景として、教育の内部質保証についての解説が行われた。その後、実践するためのステップやフレームワークについて解説があり、最後にチャットやコメント機能を活用して質疑応答を行った。

■開催日時
 2021年2月18日(木)16:20~17:50

■参加者
 30名(ZOOMによるオンライン)

■運営・講師
 塩川奈々美(高等教育研究センター教育の質保証支援室)

■成果と課題
 プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。このうち、「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では82%が肯定的な回答をしていた。自由記述からは「教学の概念が整理できた」、「データを見て、時代や世代を見極めながら、教育に携わろうと思う」、「IR実践のための5つのステップが分かりやすかった」という意見が挙げられていた。これらの結果から、参加者は、教学IRの概念や実践の手順などを理解することができたと考えられる。一方、課題として、「具体例の提示を入れたほうが理解が深まると思います」、「IRの活用事例や組織の中でIRをうまく動かしていくコツの紹介があれば参考になる」という意見が複数挙げられていた。徳島大学においても教学IRは始まったばかりであるが、今後は、実務を通して事例を整理するとともに、他大学の事例なども収集し、セミナーを通して紹介していく必要があると考える。
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教育支援課教育企画室 メール:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp 
           電 話:088-656-7679 内線(82)7124
※令和2年11月27日に常三島へ移転したことにより,内線番号が変更しました。メールと外線番号は変更ありません。

徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
http://www.tokushima-u.ac.jp/highedu/reform/

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