■内 容
 学生の学習成果を測定し,日々の学習を促すことができる問題・課題の作成方法について紹介した。はじめに,試験,レポートそれぞれの目的や特徴を確認し,問題を作成するときのポイントについて具体例を交えながら解説した。続いて,オンライン授業における試験の実施方法に関する事例を紹介し,チャットやコメント機能を活用して質疑応答を行った。

■開催日時
 2020年11月19日(木)16:20~17:50

■参加者
 21名(ZOOMによるオンライン)

■運営・講師
 吉田 博(高等教育研究センター教育改革推進部門)

■成果と課題
 プログラム終了直後,参加者を対象にアンケートを実施した。このうち,「今後の授業や教育活動に活かせる情報を得ることができた」,「今後の授業や教育活動の中ですぐに実践してみようと思う情報を得ることができた」,「本セミナーは今後の教育活動において有益なものであった」という設問では83%が「4.とてもそう思う」と回答していた。自由記述からは,「試験問題の作成にあたって,今まで考えていなかった面を教えてもらった」,「評価について改めて整理することができた」,「他の先生方がどのように感じているか知ることができた」という意見が挙げられていた。これらの結果から,自身の担当する授業での実践を振り返る機会になっていたり,参加者同士の意見交換ができたことが窺える。また,ルーブリックについて,今回のセミナーの中で何度か事例として紹介したが,詳細について詳しく知りたいという意見が挙げられ,アンケートにおいてもルーブリックの解説や作り方を取り扱ってほしいという意見が複数挙げられていた。今後,ルーブリックをテーマとしたFDを実施することも検討したい。

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教育支援課教育企画室 メール:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp 
           電 話:088-656-7679 内線(82)7124
※令和2年11月27日に常三島へ移転したことにより,内線番号が変更しました。メールと外線番号は変更ありません。

徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
http://www.tokushima-u.ac.jp/highedu/reform/

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