■内容
 授業の中で学生に問いかける質問について、質問の目的に合わせた分類や、質問された際の学生の心理状態について説明を行い、質問する際の問いかけ方、タイミング、間のとり方、良い質問と悪い質問などの具体例を挙げながら解説を行った。また、今回は遠隔ツールを活用して、オンラインセミナーとして実施した。

■開催日時
 2020年4月23日(木)16:20~17:50

■参加者
 40名(ZOOMによるオンライン)

■運営・講師
 川野 卓二(元高等教育研究センター)

■成果と課題
 遠隔ツールを活用したオンラインセミナーであったことから、四国地区の12の高等教育機関から40名の教職員、大学院生が参加した。プログラム終了直後、参加者を対象にアンケートを実施した。このうち、「今後の授業や教育活動に活かせる情報を得ることができた」という設問では、91%の参加者が肯定的な回答をしていた。
 自由記述からは、「質問の種類を意識することができた」、「学生のアクティブラーニングを促す質問の仕方について考えるよい機会となった」という意見があげられており、参加者は自身の授業で活用できる情報を得ることができたと考えられる。
 また、オンラインによる開催について肯定的な意見が多く挙げられていた。今回は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う措置であったが、参加者数が対面でのセミナーに比べて3倍以上であったことも踏まえると、今後もオンラインによるセミナーを計画することも有益であるといえる。
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