このたび,理工学部FD委員会との共催で「第9回 授業参観・授業研究会」を実施しました。

【日時】平成28年10月25日(火)16:00~17:00
【場所】(常三島)授業研究インテリジェントラボ
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】大学院理工学研究部 講師 伊藤桃代 先生
【授業名】「プログラミング入門及び演習」 (受講学生:理工学部光情報システムコース1年生71名)
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【内容】
 10月20日(木)14:35~17:05に授業参観した、伊藤先生の授業について授業研究会を実施しました。当日の授業研究会では授業映像を一部視聴し、伊藤先生の解説や理工学部の教員、総合教育センター教育改革推進部門教員を交え、自由討論を行いました。
 この授業の目的は,コンピュータのC言語の基礎を理解し、プログラムを書く習慣を身につけることです。授業と演習は伊藤先生と他3名の先生で担当しています。具体的な到達目標は、次の4つのです。1.プログラミングの基本概念を理解する、2.実習を通じてプログラミング力を養う、3.アルゴリズム作成能力を身につける、4.ハードウエアの基礎、計測・制御の基礎をプログラムを通して理解する。当日の授業は、伊藤先生が担当する第3回:配列でした。伊藤先生の新しい試みは、Moodleのアンケート機能を授業中に取り入れ、学生との双方向性のやり取りを取り入れた事です。授業開始後すぐにMoodleで今日の授業を予習してきたかどうかチェックし、授業終了前には今日の授業内容に関する小テストを行い、また今日の授業で一番難しかった所はどこだったかをチェックされました。これは理解度をチェックするのに最適で、また学生へのアンケートでも非常に好評でした。
 授業研究会では、授業のパワーポイントの資料が教室の前のスクリーンと学生の机の前のパソコンでも見られるので、先生の説明に集中させるには、前のスクリーンだけに映した方がよいのでは、という意見が出ました。話し方はゆっくりと丁寧だったので、良く理解できたという学生が大部分でしたが、或程度プログラムの知識がある学生はもう少し早く進んでもいいのでは、という意見も見受けられました。また授業中パワーポイントの説明と同時に教科書も参照していましたが、これもこの授業はプログラミングの基礎となる重要な内容を扱っているので、プログラムの関する用語の説明は教科書で確認させるようにしている、という伊藤先生の配慮でした。

主催:徳島大学 FD委員会
共催:徳島大学 理工学部FD委員会

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教育支援課教育企画室 メール:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp 
           電 話:088-656-7679 内線(81)7114

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その他,徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
http://www.tokushima-u.ac.jp/highedu/reform/

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