【テーマ】図書館を利用した学修支援の実践における成果と課題
~ Study Support Space の実践より ~
【日 時】平成26年1月24日(金)16時30分~18時00分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ (大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員・学生・SPOD 関係教職員
【話題提供者】
徳島大学附属図書館 利用支援係長 佐々木奈三江
徳島大学附属図書館 雑誌情報係 亀岡由佳

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【内容】
今回のセミナーでは,2014年4月より徳島大学附属図書館本館において実施が始まった,
学習相談Study Support Space(以下,SSS)の取り組みについて,実績の紹介と学習支援の
今後の展望についてグループワークが行われました。SSSは,ピア・サポート活動を行う学生
と図書館職員との協働によって行われており,運営スタッフから依頼を受けた,大学院生や
教職員がアドバイザーとして,決められた時間帯に図書館のピア・サポートルームで待機し,
学生の学習に関する相談に対応ものです。
はじめに,佐々木さんよりSSSの取り組みについて,実施に至った背景,学習支援を図書館としてどのように位置づけているのか,SSSの実績などが紹介されました。SSSは2014年4月から12月の期間で,314名の相談者が訪れ,特に初年次学生に利用されているということでした。続いて,亀岡さんの進行のもと,図書館で実施できる学習支援について,グループワークを行いました。参加者は,次の5つのテーマに分かれて,テーマごとに新しいアイデアを出し合いました。グループワークのテーマは,「①学生・教員との連携」,「②イベント」,「③資料活用」,「④授業開発」,「⑤共同研究」でした。各グループからは,教員と協同した初年次教育の開発やライティングセンターの設置などの意見が挙げられました。本セミナーでは,今後の徳島大学における学習支援において参考となるアイデアが出されました。

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