【テーマ】グループ学習を成功につなげるための考え方と進め方
【日 時】平成25年7月26日(金)16時30分~18時30分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ
【参加対象】本学教職員・学生・SPOD関係教職員
【話題提供者】
徳島大学教育改革推進センター 准教授 香川順子

【内容】
このセミナーでは、グループ学習を効果的に進めるための基本的な考え方(協同学習)について、その要素をおさえた上で具体的な技法を知り、授業に取り込めるアイデアを考えることを目的として開催しました。教員も学生も楽しい授業にするために、取り組みやすい具体的な方法について学び、参加者と一緒に自身の授業に取り入れられる方法について考えるためのものです。
はじめに、参加者は4人1組のグループを作り、グループ内で決められた時間の中で自己紹介と他己紹介を行いました。ここでは、他者の話をよく聴き、それを記憶、理解して説明することの難しさなどを体験しました。同時に、話す時間を設定することの意義や、学習者一人一人がいつ学習状況を確認されても答えられるように、一人ひとり責任を持って参加してもらう方法とその意義について説明がありました。
次に、アクティブ・ラーニングの定義や、深い学習と浅い学習についての説明があり、それに関連して参加者自身の学習体験を振り返り、グループで話し合った後、学生の記憶に残りやすい学習方法についてアイデアを共有しました。グループへの貢献度によって提供されるシール(報酬)についての説明もありました。
これらの体験を通して、協同学習の5つの要素について説明され、ジグゾー法を用いた学習の説明もありました。その他、マインド・マップ、クリッカー、大福帳などの学びを促すツールについての紹介もありました。
セミナー全体を通して、グループワークを成功へつなげるためのさまざまな方法が盛り込まれていました。

【主催】
徳島大学大学FD委員会
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

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