【テーマ】インドとブラジルの高等教育
【日 時】平成25年5月30日(木)16時30分~18時00分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ
【参加対象】本学教職員・学生・SPOD関係教職員
【話題提供者】
徳島大学先端技術科学教育部国際連携教育開発センター 助教
コインカー パンカジ マドゥカー
徳島大学ソシオテクノサイエンス研究部 講師 アントニオ ノリオ ナカガイト

【内容】
今回のセミナーでは、近年経済成長著しいBRICs諸国(ブラジル・ロシア・インド・中国)のうち「インドとブラジルの高等教育」をテーマとしました。その経済成長を支えている背景にある教育制度のうち、特に高等教育について両国の特長や日本の高等教育との違いについて話題提供がありました。
はじめにナカガイト先生より、ブラジルの教育制度についての説明がありました。大学教育については、先生自身の学生時代の経験をもとにブラジルの入試科目や、先生が専攻していた物理学の科目について紹介され、ブラジルでも日本と同様で、教育より研究活動が重視されているということでした。
続いて、コインカー先生よりインドの教育制度や近年の大学数、大学進学率の伸びについて説明がありました。インドでは、知識基盤による経済発展を目指しており、高等教育の修了者が経済発展を支えているということでした。今後の高等教育の目標や現状における課題などが報告されました。
両発表の後には、参加者を交えてディスカッションが行われ、日本の高等教育との比較、共通する課題などが話し合われました。

【主催】
徳島大学大学FD委員会
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

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