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【日時】平成24年12月20日(木)13:00~14:20
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
准教授 笹尾 佳代 先生
【授業名】 『歴史と文化』

【内容】
当日は、笹尾先生の授業映像を一部視聴し、笹尾先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員のコメント、大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部等の教員を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、家族をテーマに、日本の近・現代文学の作品を通して、時代背景や個人と社会とのかかわり方について学ぶ事を重視されています。今回は樋口一葉の「十三夜」を題材に、登場人物の関係に焦点をあてて、作品の中から文章を抜き出し、分析して考察を行うといった作業を取り入れながら、作品をより深く学ぶための工夫をされています。
自由討論では、学生‐教員間のやり取りや学生同士のやり取りをどのように行うべきか、学生の学ぶ意欲を促進するための方策等が話題に上がりました。双方向のやり取りについては、初年次の場合に話すことに慣れていない学生もいるので、具体的な方法を伝えながら徐々に慣れてもらう必要があること、ワークをしている場合、議論の題材となるような学生の答えをあらかじめ把握しておいて、引き出していくとよいことなどが話されました。また、モチベーションを促進するためには、興味を失っている原因を把握して対応していくことの必要性などが共有されました。


主催:徳島大学 大学教育委員会・FD専門委員会
共催:徳島大学 総合科学部FD委員会

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