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【日時】平成24年11月20日(火)10:30~11:50
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 創生科学研究部門
准教授 服部 武文先生
【授業名】 『生態学Ⅱ』
【内容】
当日は、服部先生の授業映像を一部視聴し、服部先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員等を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、実物の教材(キノコや丸太)を多用して、学生が本物に触れ、そこから学びの視点を見出していくという方法で授業をされています。その他にも、バームクーヘンを用いて植物の細胞壁の仕組みの理解を促すとともに、学生の緊張感を和らげる配慮もされていました。また、説明をする際は、教室を移動しながら学生一人一人に近づいて、語りかけるような口調で丁寧に説明をされています。このように、個々の学生を大切にし、学生の興味を引き出しながら、理解と記憶を促すきめ細やかな工夫をされています。
自由討論では、基礎的な知識を身に着けさせる事は大切だが、より重要なのは、学生があるテーマに対して、疑問を持ったり、何かに気づいたりするというように、問題を発見し、解決する過程を通して理解、探求していくプロセスを重視する事、また、学生の質問やコメントから、個々の学生が何を理解し、どこで躓いているのか、授業をよりよく進める上でのよい質問とは何かを把握していくことが大切であることなどが話されました。

主催:徳島大学 大学教育委員会・FD専門委員会
共催:徳島大学 総合科学部FD委員会

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