【日時】平成27年12月11日(金)11:00~12:00
【場所】(蔵本)歯学部第3実習室
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】大学院医歯薬学研究部 講師 岡村裕彦 先生
【授業名】「解剖学(2)AB(組織学)」

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【内容】
当日は、12月9日(水)に参観した岡村先生の授業映像を一部視聴し、岡村先生の解説や総合教育センター教育改革推進部門教員等を交え、自由討論を行いました。
先生の担当授業「解剖学(2)A・B(組織学)」は、歯学部歯学科2年生の学生に開講されている科目です。岡村先生は、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、内分泌系、循環器系を主に担当されていますが、当日の授業の目標は、泌尿器系の「腎臓、腎小体、尿細管の組織学的構造と機能を理解する。並びに尿の生成と再吸収の機構を理解する」でした。授業の流れは、前回の復習~今日の講義の導入~今日の講義~今日のまとめ~小テスト~質問、と非常に分かり易い順序で進められました。講義方法は主に板書で臓器の絵を描きながら構造・機能を説明され、最後に綺麗なカラーのPPTスライドを写しながらまとめられました。
自由討論では、学生アンケートからの要望で、カラーのチョークの板書が見にくいとの指摘に対しては、柔らかいチョークでできるだけ筆圧を強く書いたらよい、という助言がありました。配布プリントに関しては、学生アンケートからのコメントで、時々どこをやっているのか分からなくなるという意見に対しては、見出しは活字のポイントを大きくしたり、重要な専門用語は太字体にしたらどうか、という助言がありました。岡村先生からは、どうしたら授業中教える内容を減らすため予習・復習をさせたらよいか、との質問がありました。それに対しては、学生に予習・復習をしなさいと言ってもやらないので、何とか予習・復習をしないと行けないような仕掛けを作ったらよいでは(例えば授業前に前回の小テストをする等)という意見がありました。

主催:徳島大学FD委員会
共催:徳島大学歯学部FD委員会

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