2005年度より実施している第2期全学FDプログラムの一環として、「FDラウンドテーブル」と呼ばれるプログラムがあります。第3期全学FDプログラムにおいても引き続き実施されており、2009年度からは「FD・SDラウンドテーブル」として開催し、大学内外の講師からFD関連の話題提供を受けています。主な内容は徳島大学教員が直面している課題やFDに関する諸問題に関するもので、それらのトピックをもとに参加者が気軽に話合い、日常的なFD活動を目指しています。2009年度は4回行われました。

第4回FD・SDラウンドテーブルを開催しました

round_100122-thumbnail2.jpg
【テーマ】組織横断型教育クラスターによる大学院教育改革の取り組み
【日 時】平成22年1月22日(金)16時30分~18時00分
【場 所】共通教育6号館201(大学開放実践センター2階)
※保健学C棟C-11(1階)へ遠隔配信しました。
【参加対象】本学教職員
【話題提供者】大学院HBS研究部 医療教育開発センター 赤池雅史先生
【内容】
ヘルスバイオサイエンス研究部では、医療系の全領域を網羅する教育・研究組織が蔵本キャンパスに集約している特徴を活かして、組織・専門分野の異なる複数の教員からなる教育クラスターを形成し、「コラボレーション・組織柔軟性・学習者中心」をキーワードに、世界最高水準の生命科学研究者の育成を目指した大学院教育を開始しています。この取り組みは、平成21年度文部科学省・組織的な大学院教育改革推進プログラムに採択されました。国際的に海外の機関とも連携しつつ、テーマに基づいた学生中心型の教育が行われており、他研究部にも参考になるお話を頂きました。

第3回FD・SDラウンドテーブルを開催しました

round_091113.jpg
【テーマ】大学の内部質保証とアカデミックポートフォリオ
【日 時】平成21年11月13日(金)15時00分~17時00分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【話題提供者】徳島大学 評価情報分析センター 大家隆弘先生
【内容】
大学のユニバーサル化の時代を迎え、大学の目的も多種・多様化している。そのため画一的でない大学独自の内部質保証システムが求められている。教員レベルにおいても同様に独自評価を行う必要性から、教員の教育・研究・サービス活動を総合的に文書化するための方法としてアカデミックポートフォリオが注目され始めています。大家教授から、8月3日の大学評価・学位授与機構主催のフォーラムで紹介されたアカデミックポートフォリオの概要が紹介されました。

第2回FD・SDラウンドテーブルを開催しました

round_090722.jpg
【テーマ】教育の質を向上させるための学生ワーキンググループによる教育改善の取組み
【日 時】平成21年7月22日(水)15時00分~17時00分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員、学生及び地域社会人ボランティア
【話題提供者】大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部 斎藤隆仁先生
大学開放実践センター 吉田博先生
【内容】
徳島大学の教育の質向上のための学生ワーキンググループについて、中心的に関わっておられる 斎藤先生より主な活動内容についてご報告いただきました。その他、愛媛大学のスチューデント・ キャンパス・ボランティアの取り組みを吉田先生よりご紹介いただき、議論を行いました。 授業以外の活動を通しても人間力を身につけることが大切であり、そういった機会を大学がどの ように提供していくかを考えていかなければならないこと、学生自身が主体的に目的意識を持って 活動ができるようなコミュニティを形成することが大切であることなどについて話されました。
チラシは第2回FD・SDラウンドテーブル(149KB)から

第1回FD・SDラウンドテーブル

round_090528.jpg
【テーマ】「ティーチングライフ」調査とこれからのFD活動
【日 時】平成21年5月28日(木)15時00分~17時00分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教員
【話題提供者】川野卓二先生、香川順子先生、田中さやか先生、吉田博先生
徳島大学大学開放実践センター
【内容】
昨年、本学で学士課程の授業を担当している教員を対象として「平成 20年度 教員の教育に関する意識調査」(ティーチングライフ調査) を実施しました。今回のFD・SDラウンドテーブルでは、その結果の一部に焦点を当て、さまざまな視点から捉えなおし、本学の今後の教育改善やFD活動へつながる話し合いの場を持ちました。 教員の教育へ対する意識、学生の学びへの意識の比較を通して、学生が大学で学ぶことの意味を理解することや学生自身の人生(キャリア)の中での学びの位置づけについて認識できるように支援をしていく必要があることなどが現実問題として浮かび上がりました。 また現代の学生に応じたカリキュラムを再構築していく必要があることなどが議論されました。(参考資料:「ティーチングライフ 第1回 教員の教育に対する意識調査」報告書)
チラシは第1回FD・SDラウンドテーブル(146KB)から

カテゴリー