全学FD推進プログラムの一環として、2007年度は4回、FDラウンドテーブルを開催しました。

第4回FDラウンドテーブルを開催しました

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【テーマ】21世紀のスキル 学士課程教育で育成すべき力
【日 時】平成20年3月17日(月)15:00~17:00
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【話題提供者】徳島大学大学開放実践センター助教 香川順子先生
【内 容】
近年、コミュニケーション・スキル、問題解決能力、リーダーシップなど、汎用性のある柔軟な能力 の育成に世界的な注目が集まる中、キー・コンピテンシーや日本における「社会人基礎力」、「人間力」 「学士力」などについて説明がなされました。学士課程教育の中で「学士力」を育成するために、 大学がどのような教育を進めていかなければならないか、徳島大学の教育の質向上のためにどのような対策が必要か について議論が行われました。

第3回FDラウンドテーブルを開催しました

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【テーマ】中国高等教育改革背景と吉林大学教育改革
【日 時】平成19年11月16日(金)15:00~17:00
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【話題提供者】吉林大学教務処 副処長・副教授 金 祥雷(Jin Xianglei)先生
〔講師紹介〕
東北師範大学教育系学校教育専攻1990年卒業
吉林大学大学院修士課程高等教育専攻2003年終了
現在は吉林大学教務処副処長・副教授
1990年以来一貫して教務関係の仕事を従事し,豊かな教育管理の経験を持つ。
2001年以降香港,台湾,アメリカなどで高等教育を視察.高等教育に関する論文20数編。
【内 容】
21世紀に入り、中国高等教育改革と発展は急速な時期に迎えました。中国高等教育は科学的発展観を指導の基に、 入試定員の増加率の制限、入試定員規模の安定化、教育改革の促進など、高等教育発展の重点を教育の質の向上に しました。教育部主導で「高等学校教育改革プロジェクト」を実施し、カリキュラム及び授業方法の改革、「授業 名人賞」の表彰、「国家ブランドカリキュラム」の設立、大学英語教育改革の推進、積極的な授業評価など様々な 改革を行い、教育の質の向上に力を入れました。吉林大学は中国で最も専門分野が多く、学生規模も最大級の高等 学府です。近年、高レベル研究型大学の建設と同時に「吉林大学教育改革2001プロジェクト」の実施、教育改革の 促進及び授業評価などを実施することによって、新型人材育成システムの基盤ができました。

第2回FDラウンドテーブルを開催しました

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【テーマ】Easy Grade Pro を用いた成績評価について
【日 時】平成19年9月21日(金)15:30~17:00
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【話題提供者】徳島大学留学生センター准教授 坂田浩先生
【内 容】
日常の授業評価を適切に遂行し、受講生へのフィードバックとして積極的に活用していくことは、 効果的な教育実践を展開していく上で非常に重要なことです。今回は、坂田先生に成績処理ソフト「Easy Grade Pro」を紹介していただきました。本ソフトは、成績処理機能だけでなく、最新の授業評価を受講生 にオンラインでフィードバックしていく機能を有しており、教師としては非常に使い勝手の良いソフトで あるということをデモンストレーションを交えながら示していただきました。発表後のディスカッションでは、 機能に関する質疑応答から、さらに、学生がアクティブに活動する授業において「学生の活動」をどのように 評価するのかについてまで議論が広がりました。

第1回FDラウンドテーブルを開催しました

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【テーマ】ISSOTL2007年大会参加報告
【日 時】平成19年7月20日(金)16:00~17:30
【場 所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【対 象】本学教職員
【報告者】大学開放実践センター准教授 宮田政徳先生
【内 容】
今年で4回目になるISSOTL(The International Society for the Scholarship of Teaching and Learning)の2007年大会がオーストラリア・シドニーのニューサウスウェールズ大学で7/2~7/5 まで開催されました。この世界的な高等教育学会に今年は世界各国から400名あまりの大学関係者が集まり、 各国の大学教育事情についてさかんに討論されました。日本からは、京都大学・山形大学・徳島大学から5名の 先生方が初参加しました。ラウンドテーブルではその様子について紹介があり、それに基づいて日本におけるFDのあり方(相互研修か、専門的ディベロッパーによる研修かなど)について討論しました。

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