平成16年12月15日(水)開催の大学教育委員会で、「徳島大学全学FD推進プログラム第2期計画(2005.4 - 2008.3)」が、要旨次のように決定されました。

●徳島大学全学FD推進プログラム第2期(2005.4-2008.3)

第2期プログラムの目的
1.職員、学生を巻き込んだ実践的な授業改善活動を行う。
2.学内のよりよい教育実践例を正しく評価し、ノウハウの共有化を図る。
3.FD推進プログラムへ参加する教員間の連携を強化する。

  開催プログラム 基礎プログラム対象者授業 個別コンサルテーション
4月   ビデオ撮影*) 担当教官と個別にアポ*)
5月 FDラウンドテーブル
6月 FD基礎プログラム
リーダーワークショップ
7月  
8月      
9月 FDラウンドテーブル    
10月   ビデオ撮影*) 担当教官と個別にアポ*)
11月 FDラウンドテーブル
12月  
1月 FDラウンドテーブル
2月      
3月 教育カンファレンス
『大学教育研究ジャーナル』の発行
*) その他希望者の参加も受け付ける


1.FD基礎プログラム:(対象となる教員を、新人教員全員対象から教育活動暦5年未満の新人に限定する。また、人数枠に余裕がある場合、他にも希望者等を受け付ける)
対象者:教育活動歴5年未満の新人教員(他に、希望者及び学部長推薦者)。
開催時期:6月上旬、淡路青年の家、1泊2日で実施(リーダーワークショップと並行)。

2.リーダーワークショップ(Mentor Workshop):(教務委員、FD専門委員が参加していたワークショップを、10年以上の教育経験を有する教員を対象とし、他の教員に対してメンターとして接するための訓練の場とする)
対象者:10年以上の教育経験者で、他の教員に対してメンターとして接することが求められる教員。
または、各学部で学生の評価が高い教員の中から他の教員のメンターとなるにふさわしいとして選ばれた者。
開催時期:6月上旬、淡路青年の家、1泊2日で実施(基礎プログラムと並行)。

3.個別のコンサルテーション(Consultation):(FD応用プログラムを改め、基礎プログラムに参加した教員を主な対象者とする授業改善のためのコンサルテーションの機会とする)
対象者:基礎プログラムに参加した教員、及び希望者。
内容: 授業参観の機会を提供、もしくはビデオ録画した自身の授業をもとに授業改善のためのコンサルティングを行う。

4.FDラウンドテーブル:(リラックスした雰囲気の中で、授業改善に関する情報共有、ディスカッションの機会を設ける)
対象者:関心がある全教職員・大学院生TA。
内 容:日常の教育活動全般に関する情報交換、スキルアップ・セミナー、ハンドブック関連トレーニング。
時間:ランチタイム、もしくは、ティータイムを利用して開催(初年度は、年に4回程度開催)。
話題提供者:教育賞受賞・教育改善費補助金受領者、高度情報化基盤センター教員、CUE教員他。

5.徳島大学「教育カンファレンス」:(大学教育委員会等の組織による徳島大学教育賞に関連した教育改善の取り組みを学内教育カンファレンスで発表する。次年度の教育改善補助金対象者の発表も行う)
内容:教員による教育改善の取り組みを発表、また、教育賞受賞者の発表も行う。
開催時期:3月10~15日頃。

6.『大学教育研究ジャーナル』の継続発行:第3号以降の発行。

7.FDハンドブックの改訂:第3号までの内容の改訂・合本などを検討する。

8.高大接続の具体化:教科ごとの高大連携WGを設置し、カリキュラムの検討等を行う。

9.学生参画型FDの推進支援:大学教育委員会のもとに設置されるWGへの直接的・間接的支援を行う。

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