令(りょう)和(わ)４年度(ねんど) ＳＩＨ道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)ＦＤ実施(じっし)報告(ほうこく)
 

1）目的(もくてき)
　 ・ＳＩＨ道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)が当該(とうがい)学科(がっか)のＳＩＨ道場(どうじょう)の背景(はいけい)やその詳細(しょうさい)について理解(りかい)し、
      ＳＩＨ道場(どうじょう)の授業(じゅぎょう)を担当(たんとう)するために必要(ひつよう)な知識(ちしき)と技能(ぎのう)を習得(しゅうとく)する。
　・ＳＩＨ道場(どうじょう)がＯＪＴ型(がた)のＦＤであることや授業(じゅぎょう)実施(じっし)から振り返り(ふりかえり)までのプロセスについて
      理解(りかい)する。
　・前年度(ぜんねんど)の実施(じっし)内容(ないよう)を情報(じょうほう)共有(きょうゆう)し、振り返る(ふりかえる)ことで、withコロナ時代(じだい)を見据え(みすえ)た
     ＳＩＨ道場(どうじょう)の実施(じっし)を検討(けんとう)し、今年度(こんねんど)実施(じっし)に向け(むけ)た計画(けいかく)の見通し(みとおし)をもつ。

2）実施(じっし)概要(がいよう)
　２－１．対象(たいしょう)者(しゃ)
　　　　　ＳＩＨ道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)等(とう)
　
　２－２．開催(かいさい)日時(にちじ)・会場(かいじょう)
　　　　　会場(かいじょう)：オンライン開催(かいさい)（Ｚｏｏｍ）
　　　　　日時(にちじ)：１月(いちがつ)２８日(にち)（金(きん)）１６：３０～１７：４０

　２－３．内容(ないよう)（計(けい)７０分(ふん)）

２－４．主催(しゅさい)・共催(きょうさい)
　　　　主(おも)　催：徳島(とくしま)大学(だいがく)ＦＤ委員(いいん)会(かい)
　　　　共(とも)　催：高等(こうとう)教育(きょういく)研究(けんきゅう)センター教育(きょういく)改革(かいかく)推進(すいしん)部門(ぶもん)／学修(がくしゅう)支援(しえん)部門(ぶもん)ＥｄＴｅｃｈ推進(すいしん)班(はん)／
　　　　　　　　教育(きょういく)の質(しつ)保証(ほしょう)支援(しえん)室(しつ)

3）開催(かいさい)報告(ほうこく)
　ＳＩＨ道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)が大学(だいがく)教育(きょういく)再生(さいせい)加速(かそく)プログラムの概要(がいよう)、当該(とうがい)学科(がっか)のＳＩＨ道場(どうじょう)の詳細(しょうさい)について理解(りかい)し、ＳＩＨ道場(どうじょう)の授業(じゅぎょう)を担当(たんとう)するために必要(ひつよう)な知識(ちしき)と技能(ぎのう)を修得(しゅうとく)することを目的(もくてき)に、令(りょう)和(わ)４年(ねん)１月(いちがつ)２８日(にち)に「令(りょう)和(わ)４年度(ねんど)ＳＩＨ道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)ＦＤ」（以下(いか)、担当(たんとう)者(しゃ)ＦＤと言う(いう)）を開催(かいさい)した。今年度(こんねんど)の担当(たんとう)者(しゃ)ＦＤは新型(しんがた)コロナウイルス感染(かんせん)症(しょう)対策(たいさく)のためにＺｏｏｍによるオンライン開催(かいさい)とし、全体(ぜんたい)で３１名(めい)の教職員(きょうしょくいん)に参加(さんか)いただいた。
　ＦＤ当日(とうじつ)は、高等(こうとう)教育(きょういく)研究(けんきゅう)センター教育(きょういく)の質(しつ)保証(ほしょう)支援(しえん)室(しつ)の塩川(しおかわ)奈々美(ななみ)助(じょ)教(きょう)からＳＩＨ道場(どうじょう)の概要(がいよう)が説明(せつめい)された後(のち)、令(りょう)和(わ)３年度(ねんど)の取組(とりくみ)内容(ないよう)に関する(にかんする)情報(じょうほう)共有(きょうゆう)と令(りょう)和(わ)４年度(ねんど)に向け(むけ)ての課題(かだい)や授業(じゅぎょう)設計(せっけい)の要点(ようてん)について説明(せつめい)が行わ(おこなわ)れた。続い(つづい)て学修(がくしゅう)支援(しえん)部門(ぶもん)ＥｄＴｅｃｈ推進(すいしん)班(はん)の金(きん)西(にし)計(けい)英(えい)教授(きょうじゅ)、福井(ふくい)昌則(まさのり)准(じゅん)教授(きょうじゅ)からｅポートフォリオの活用(かつよう)についての説明(せつめい)がなされた。最後(さいご)に「学生(がくせい)の学習(がくしゅう)を促す(うながす)授業(じゅぎょう)設計(せっけい)」をテーマとして教育(きょういく)改革(かいかく)推進(すいしん)部門(ぶもん)の飯尾(いいお)健助(けんすけ)教(きょう)から文章(ぶんしょう)力(りょく)に関する(にかんする)設計(せっけい)と評価(ひょうか)、同(どう)部門(ぶもん)吉田(よしだ)博(ひろし)准(じゅん)教授(きょうじゅ)からプレゼン力(りょく)・協(きょう)働力に関する(にかんする)設計(せっけい)と評価(ひょうか)についてオンラインでの実践(じっせん)方法(ほうほう)を交え(まじえ)ながら解説(かいせつ)が行わ(おこなわ)れた。
　担当(たんとう)者(しゃ)ＦＤ実施(じっし)後(ご)は参加(さんか)者(しゃ)アンケートを実施(じっし)した。ＦＤの内容(ないよう)に関する(にかんする)理解(りかい)度(ど)を尋ねる(たずねる)設問(せつもん)では全(ぜん)項目(こうもく)において８０％以上(いじょう)の肯定(こうてい)的(てき)な意見(いけん)を得(え)た。また、ＦＤの全体(ぜんたい)的(てき)な満足(まんぞく)度(ど)についても９５％の高い(たかい)満足(まんぞく)度(ど)を得(え)た。ＦＤを受け(うけ)て良かっ(よかっ)た点(てん)・改善(かいぜん)点(てん)を問う(とう)自由(じゆう)記述(きじゅつ)形式(けいしき)の設問(せつもん)では、「ＳＩＨ道場(どうじょう)の開催(かいさい)意義(いぎ)が理解(りかい)できた」という意見(いけん)が見(み)られたほか、「授業(じゅぎょう)を担当(たんとう)する教員(きょういん)で話し合い(はなしあい)、アイディアを出し合い(だしあい)、学生(がくせい)が楽しく(たのしく)学べ(まなべ)、交流(こうりゅう)できるＳＩＨ道場(どうじょう)にしたい」とする感想(かんそう)が寄せ(よせ)られた。昨年度(さくねんど)の参加(さんか)者(しゃ)アンケートにおいて寄せ(よせ)られた意見(いけん)をもとに、ＳＩＨ道場(どうじょう)の授業(じゅぎょう)設計(せっけい)に情報(じょうほう)を役立て(やくだて)てもらうべく、例年(れいねん)より早い(はやい)時期(じき)に開催(かいさい)したことが授業(じゅぎょう)設計(せっけい)担当(たんとう)者(しゃ)・授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)にとって有益(ゆうえき)であった様子(ようす)がうかがえる。一方(いっぽう)で、「今後(こんご)は、資料(しりょう)は事前(じぜん)に配布(はいふ)もしくは会議(かいぎ)開始(かいし)直後(ちょくご)にアップしてもらいたい」「コロナ禍(か)の中(なか)、益々(ますます)オンライン化(か)が進む(すすむ)と考え(かんがえ)ておりますので、より精度(せいど)の高い(たかい)授業(じゅぎょう)評価(ひょうか)法(ほう)なども今後(こんご)ご検討(けんとう)いただくと助かり(たすかり)ます」といったＦＤの運営(うんえい)に関する(にかんする)意見(いけん)や取り扱っ(とりあつかっ)てもらいたいテーマなど、具体(ぐたい)的(てき)な意見(いけん)も得(え)られた。当日(とうじつ)の資料(しりょう)配付(はいふ)だけでなく事前(じぜん)に申込(もうしこみ)者(しゃ)に資料(しりょう)配付(はいふ)を行う(おこなう)ことについては次(じ)年度(ねんど)対応(たいおう)し、ＦＤで実施(じっし)するテーマについては担当(たんとう)者(しゃ)間(かん)で協議(きょうぎ)し、検討(けんとう)を重ね(かさね)たい。

４）令(れい)和(わ)４年度(ねんど)SIH道場(どうじょう)授業(じゅぎょう)担当(たんとう)者(しゃ)FD受講(じゅこう)者(しゃ)アンケート集計(しゅうけい)結果(けっか)
　参加(さんか)者(しゃ)数(すう)：３１名(めい)（運営(うんえい)スタッフ８名(めい)を含む(ふくむ)）
　アンケート回答(かいとう)者(しゃ)数(すう)：２０名(めい)（回収(かいしゅう)率(りつ)：８７％、運営(うんえい)スタッフ除く(のぞく)）
１．ご自身(じしん)について
（１）職種(しょくしゅ)・役割(やくわり)について
               　　
（２）SIH道場(どうじょう)FDへの参加(さんか)経験(けいけん)について
　　              　
２．ＳＩＨ道場(どうじょう)ＦＤについて、④～①のうち当てはまる(あてはまる)ものを１つ選択(せんたく)してください。



３．ＦＤに参加(さんか)して良かっ(よかっ)たと思わ(おもわ)れる点(てん)や、今後(こんご)のための改善(かいぜん)点(てん)を具体(ぐたい)的(てき)にお書き(かき)ください。

• SIH道場(どうじょう)の開催(かいさい)意義(いぎ)が理解(りかい)できました。
• ツールを十分(じゅうぶん)に使いこなせ(つかいこなせ)ていないので、参考(さんこう)になりました。ただ、フィールドワークや実験(じっけん)にとってはまだ課題(かだい)があります。
• 事前(じぜん)資料(しりょう)やテキストが無い(ない)ままに画面(がめん)を長時間(ちょうじかん)見(み)続け(つづけ)、音声(おんせい)を聞き(きき)続ける(つづける)ことが如何(いかが)に苦痛(くつう)であるかを理解(りかい)できた。ただ聞き(きき)続ける(つづける)だけでは集中(しゅうちゅう)力(りょく)が全く(まったく)もたないことを痛感(つうかん)した。何(なに)を聞け(きけ)ばよいのか、何(なに)を要点(ようてん)として押さえれ(おさえれ)ばよいのかはやはり事前(じぜん)資料(しりょう)が必須(ひっす)である。奇しくも(くしくも)オンライン授業(じゅぎょう)を受講(じゅこう)している学生(がくせい)の気持ち(きもち)が初めて(はじめて)分かっ(わかっ)た。資料(しりょう)の内容(ないよう)的(てき)にも事前(じぜん)に配布(はいふ)することが著作(ちょさく)権(けん)的(てき)にも困難(こんなん)な内容(ないよう)とは思え(おもえ)ないので、今後(こんご)は資料(しりょう)は事前(じぜん)に配布(はいふ)もしくは会議(かいぎ)開始(かいし)直後(ちょくご)にアップしてもらいたい。​​​​​
• コロナ禍(か)の中(なか)、益々(ますます)オンライン化(か)が進む(すすむ)と考え(かんがえ)ておりますので、より精度(せいど)の高い(たかい)授業(じゅぎょう)評価(ひょうか)法(ほう)なども今後(こんご)ご検討(けんとう)いただくと助かり(たすかり)ます。
• 初めて(はじめて)参加(さんか)させて頂き(いただき)ましたが、大変(たいへん)勉強(べんきょう)になりました。1年生(ねんせい)だけでなく、研究(けんきゅう)室(しつ)の学生(がくせい)さん(4年生(ねんせい)・大学院生(だいがくいんせい))の中(なか)にも基本(きほん)ができていない学生(がくせい)もいますので、随所(ずいしょ)で、是非(ぜひ)学び(まなび)直し(なおし)させたい内容(ないよう)でした。
• SIHに関する(にかんする)FDへの参加(さんか)は、初めて(はじめて)であったのですが、とてもよくわかりました。授業(じゅぎょう)を担当(たんとう)する教員(きょういん)で話し合い(はなしあい)、アイディアを出し合い(だしあい)、学生(がくせい)が楽しく(たのしく)学べ(まなべ)、交流(こうりゅう)できるSIH道場(どうじょう)にしたいと思い(おもい)ます。また、ご助言(じょげん)いただくこともあると思い(おもい)ますが、よろしくお願い(おねがい)いたします。

＜常(つね)三島(みしま)地区(ちく)での様子(ようす)＞