古地図の高精細画像を用いた地域学習コンテンツの作成 | 国立大学法人 徳島大学

古地図の高精細画像を用いた地域学習コンテンツの作成

公共システムデザイン部門

 

期間

平成26年度~(継続)

 

事業代表者/スタッフ

平井松午、塚本章宏

 

連携/協定

徳島大学附属図書館、徳島県立図書館、徳島城博物館、徳島県立博物館

 

主催/共催/後援

地域創生センター

 

事業のポイント、狙い

徳島大学附属図書館所蔵の貴重な「伊能図」の超高精細画像をもとに、GISを援用したモバイル対応閲覧システムと学習コンテンツを作成する。今年度は、徳島城博物館、徳島県立博物館などの外部の資料も対象として広げ、より有用なコンテンツつくりを進める。

 

事業概要

徳島大学附属図書館が所有する古地図・絵図は、高精細画像デジタルアーカイブとしてホームページで既に公開されているが、近年普及著しいGIS(地理情報システム)との統合をはかり、地域学習の場で利用可能なコンテンツを作成する。全国的にも貴重な「伊能図」や城下町に関する絵図を高次元でデジタル画像化し、「電子国土」や「Google Maps」など現在の地図と重ね合わせ、モバイル端末を携帯しながら現地・自宅問わず、地域学習をおこなうことができるものを想定している。また関連のワークショップを企画し、地域住民に地域資料の還元を行う。

 

具体的な成果・効果

本学所蔵する「伊能図」は制作時の目印である針穴も確認でき、測量製図の過程をも復元しうる点で学術的価値が高い。また、伊能図だけでなく、城下町を対象として絵図も導入することで、より地域に学習するためのコンテンツを増やすことができ、関係の機関での利活用が可能となる。

 

最終更新日:2016年2月4日