地盤変状モニタリング装置の開発 | 国立大学法人 徳島大学

地盤変状モニタリング装置の開発

コミュニティデザイン部門

期間

平成20年度~(継続)

 

事業代表者/スタッフ

上野勝利

 

連携/協定

四国TLO、金沢大学

 

主催/共催

徳島大学地域創生センター

 

事業のポイント、狙い

地域の防災や災害対策を産業化や地域科学振興につなげるまちづくりの観点から、中山間地の土砂災害防止や、水産集落における高潮による護岸背面の空洞化防止など、地域の地盤災害を未然に防ぐことを目的とした地盤変状モニタリングの普及のため、自治体等(徳島県、県水産試験場、徳島市等)との連携を探る。

 

事業概要

土砂崩れなどの地盤災害は地中の水分増加に大きく影響を受ける。地盤災害を未然に防ぐことを目的に、高精度、高分解能、高安定度、広レンジでありながら廉価に実現できる静電容量計と、それを活用した地盤変状モニタリング装置を開発してきた。更なる進展のためには地盤防災のための地盤変状モニタリング装置を実地盤に設置し、水分の経時的変化データを蓄積する必要がある。そこで地盤変状モニタリングの必要性を啓発し、地域への展開する方策を探る。そして中山間地の土砂災害防止や、水産集落における高潮による護岸背面の空洞化防止など、地域の地盤災害を未然に防ぐことを目的とする。

 

具体的な成果・効果

コミュニティを維持するための社会基盤維持管理の高度化と低コスト化。沿岸構造物の劣化防止による地域の耐津波化。

 

 

最終更新日:2017年3月15日