連携講座(医学科)

生化学分野

佐々木卓也教授

 

多細胞生物の発生・分化における組織・器官形成は、細胞-基質間および細胞-細胞間接着分子のダイナミックな移動に基づく細胞運動・接着によって、また、神経-内分泌系や免疫系といった器官の働きは、シナプス小胞、分泌顆粒、MHC分子を含む小胞の輸送によって支えられている。私共は、接着分子や神経伝達物質といった機能分子のダイナミックな移動を可能にする細胞内小胞輸送に注目している。特に、特定の細胞内小器官に局在し細胞内小胞輸送の選択性を規定すると考えられているRabファミリー低分子量G蛋白質(Rab)に注目して、上皮細胞の運動・接着や神経伝達の分子機構およびそれらの破綻から生じる病態について解析を進めている。

 

人類遺伝学分野

井本逸勢教授

 

ヒトの疾病や健康を考えるとき、宿主、環境、病因のそれぞれの要因を把握することが重要です。還元的に諸要因を分析する研究がある一方、統合的にこれらの要因に働きかけ変化させることにより、人間社会とその構成員の健康の維持・増進に役立てようという研究があります。

 

主要研究テーマ

  1. ゲノム,プロテオミクスに関連したテーマ
    • Y染色体の進化と日本人のル-ツ
    • 縄文人と弥生人
    • ヒトの性分化
    • ヒトにおける精子形成とその異常
  2. 臨床遺伝学の実践
    • 遺伝カウンセリング(大学病院・遺伝相談室)
  3. 公衆衛生に関連したテーマ
    • 徳島県の子どもの体格調査と介入
    • 徳島県における保健・医療関連の調査
    • 生活習慣病と体質に関する基礎的研究
    • 生活習慣病の予防に向けた地域介入研究
    • 痴呆予防など高齢者を対象とした研究
  4. その他のテーマ
    • ナノデバイス等のバイオ手法・技術に関する研究

 

血液・内分泌代謝内科学分野

安倍正博教授

 

内分泌学、神経内科学、血液学および循環器・脈管病学を中心とする内科学の各領域において、各種疾患の発症機序、病態生理、診断および治療に関する基礎的、臨床的研究を、分子生物学、細胞生物学、生化学、組織形態学などの多角的手法を用いて行う。

 

 

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消化器内科学分野

高山哲治教授

 

消化器・循環器疾患に関する病態究明と新検査法・治療法の開発を目的とし、C型肝炎や血管平滑筋に関する分子生物学的研究、免疫組織化学的微小癌診断法・内視鏡的治療法・非観血的心機能検査法・虚血性心疾患および不整脈治療法の開発に取り組んでいる。

 

主要研究テーマ

  1. 生体免疫組織化学的染色法による微小消化管癌診断法の開発と内視鏡的治療法の開発
  2. C型肝炎ウイルスと肝癌に関する分子生物学的研究
  3. IVRを用いた肝細胞癌に対する画像診断と治療
  4. 非観血的検査法による心機能と冠動脈病変評価
  5. 観血的検査法による冠動脈病変および虚血心機能評価
  6. 不整脈の薬物および非薬物療法の開発

 

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呼吸器・膠原病内科学分野

西岡安彦教授

 

主要研究テーマ

  1. 肺がん:肺がん転移の分子機構解明および標的分子の探索とその制御法・免疫療法の臨床開発、オーダーメード治療の確立
  2. 良性肺疾患:間質性肺疾患、急性肺傷害の分子病態解析と新規治療法の開発
  3. 喘息アレルギー:気道リモデリングの分子病態の解明と分子標的治療の新規開発
  4. リウマチ・膠原病:関節リウマチに対する分子標的治療法の開発および膠原病肺の病態解析に関する研究

 

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小児科学分野

香美祥二教授

 

5つの研究グループ(腎臓、循環器、血液、代謝内分泌、神経)に分かれており、各々の主な研究テーマは以下のごとくです。腎臓グループは、インテグリンや活性酸素産生系の腎炎における役割を分子生物学的に検討することにより、腎炎進行機序の解明に取り組んでいます。循環器グループでは心エコーを用いた心機能評価、胎児エコー診断、先天性心疾患と自律神経機能、胎児心筋における各種遺伝子発現、先天性心疾患とラジカルの研究を行っています。血液グループでは末梢血幹細胞の動員の機序に関する研究や樹状細胞を用いた免疫治療に関する研究を行っています。代謝内分泌グループは先天性高乳酸血症、ミトコンドリア病の分子遺伝学的解析及び治療法の開発とリソゾーム酵素欠損マウスを用いた脱随性疾患の病態解明、小児糖尿病の病態解明などを行っています。神経グループでは自閉症及びWest 症候群の病態治療に関する研究を行っています。

 

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消化器・移植外科学分野

島田光生教授

 

肝臓癌、膵臓癌、胆道癌患者における肝切除、門脈閉塞の生体に及ぼす影響について、臓器移植時の免疫寛容について、また膵臓癌・転移性肝癌に対する分子生物学的診断および治療についての研究を行っている。

  

主要研究テーマ

  1. 肝臓および小腸移植におけるドナー特異的免疫寛容の誘導
  2. 閉塞性黄疸における肝切除とbacterial translocation
  3. 膵臓癌におけるソマトスタチンレセプターm-RNAの発現について
  4. FK-506の腫瘍発育についての検討
  5. 門脈結紮術の抗腫瘍効果に対する検討
  6. 転移性肝癌の分子生物学的診断についての検討
  7. 血管外科および移植外科の手技を用いた肝・胆・膵外科の検討
  8. 膵管胆道合流異常の病理生理学的検討

 

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腎臓内科学分野

土井俊夫教授

 

糖尿病発症メカニズム、血糖恒常性維持機構を分子生物学的、病理組織学的、生理学的手法を用いて解明しようとしている。カルニチンの生体内存在意義をカルニチン欠乏マウスを用いて解明している。また肥満発症機構を分子生物学的に解明している。

 

主要研究テーマ

  1. 自然発症糖尿病ラットを用いてのI、II型糖尿病発症メカニズムの解明
  2. カルニチンの生体内存在意義の解明
  3. 肥満の分子生物学的解明

 

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最終更新日:2015年4月1日