本学部は,日本薬学界の祖でエフェドリンの発見者として世界的に著名な長井長義博士の進言により大正11年博士の郷里徳島の徳島高等工業学校応用化学科に新規な薬の創製(創薬)を目的として設立された製薬化学部を発祥とし,昭和26年に徳島大学工学部より分離独立したものであります。現在は薬学科(6年制)と創製薬科学科(4年制)の2学科からなり,わが国唯一の工学系に端を発する国立大学薬学部として歴史と伝統のもとに創薬を目的とした特徴ある教育と研究を行っています。平成4年本学部に国立大学薬学部で初めて新設を認められた医薬資源教育研究センター(現医薬創製教育研究センター)はこの伝統と先達の実績をもとにしたユニークな教育研究施設であり,環境から有用な薬用資源を探索することを目的としています。「薬用植物園」を持ち,地域社会とも協力しながら研究・教育を行っており,世界的なレベルで発展が期待されています。

薬学部概要2023(PDF 21MB)

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