衛生薬学




研究概要

私たちの研究によって、微弱な電流が細胞の機能を変化させることで、核酸医薬のような外来物質の細胞内取り込みを誘導したり、組織細胞の隙間を広げることを発見しました。この発見は、世界で初めてのものであり、この発見は新しい薬物送達システム(DDS)の開発に繋がると考えて、さらなる研究に取り組んでいます

このように外部刺激に応答する細胞は脂質膜によって覆われていますが、細胞内外で生じる活性酸素によって攻撃される危険性があります。そのため活性酸素を消去できる抗酸化物質は、疾患予防や美容のために重要な役割を担っています。

 

また、脂質膜小胞リポソームは、DDSのキャリアとして盛んに研究されており、がんや脳梗塞といった疾患の治療に応用されています。しかし、生体内には通常のリポソームでは越えられない障壁(血液脳関門など)が存在し、それらを突破可能なキャリアの開発が求められています。我々は、生体内に存在する白血球などの細胞や、近年DDSや医療への応用が期待されている細胞外小胞エクソソームの性質を利用することで、薬物送達における生体内の障壁を突破し、様々な疾患の治療を可能とするDDSの開発を目指し、研究を行っています。

 

  • 生体膜における抗酸化物質の作用メカニズムの検討(小暮)
  • 微弱電流による細胞生理の制御メカニズムの解明(小暮)
  • 脳梗塞部位の血液脳関門突破技術の開発と治療への展開(福田)
  • 細胞外小胞エクソソームを用いた新規DDSの開発と疾患治療(福田)

 

 

 

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業績(2008-2016)

最終更新日:2018月11日13日