宇宙における「食」と「運動」のプロ養成に向けて三施設間で連携協定を締結しました。

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 文部科学省の宇宙航空科学技術推進委託費(宇宙航空人材育成プログラム)「長期宇宙滞在者を食と運動で支える“宇宙専門管理栄養士/理学療法士”の育成」に大学院医歯薬学研究部医学域生体栄養学分野の二川健教授が代表者として採択されたことを受け、令和4年6月22日付けで徳島大学、京都府立医科大学及び医薬基盤・健康・栄養研究所の三施設において連携に関する協定を締結しました。徳島大学大学院において「宇宙栄養学」「災害栄養学」を専門的に学ぶコースを開設(令和5年4月開設予定)し、京都府立医科大学大学院の「リハビリテーション医学」と連携して、宇宙における「食」と「運動」の専門家を養成することとしています。

 月面での居住を目指すアルテミス計画など、現在有人宇宙開発計画が目白押しです。宇宙での長期滞在の安全・安心を担保するには、宇宙という特殊環境に適応した「食事」や「運動」の開発が必須です。宇宙での「食事」や「運動・リハビリテーション」に詳しい専門家を養成することにより、人類の有人宇宙開発をさらに発展させるとともに、高齢者の健康の維持増進にも貢献することが期待されます。

 

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