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【報告】11/21脇町高校にて“サイエンスカフェ”を開催しました

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 11月21日(月)にポストLEDフォトニクス研究所・加藤 遼 特任助教が、サイエンスや光科学をより身近に感じてもらうことを目的として、徳島県立脇町高等学校でサイエンスカフェ*を開催し、同校1~3年生19名が参加しました。
 当日は,加藤特任助教が研究者になるまでの歩みや、令和5年4月に開設される「医光/医工融合プログラム」の紹介をしたほか、「光でモノを掴む」光ピンセットの話を中心に最先端の研究について講演しました。また本学の有廣悠乃ファシリテーターが参加者の議論に基づくグラフィックレコーディング*を同時進行で行いました。

 ワークショップでは、加藤特任助教の話を聞いて、「どのように感じたか」「実際にどのような場面で活用できそうなのか」などを参加者が付箋に書き出した上で、グループ内で意見を出し合いながらフィードバックを行いました。参加者は、光が持っている大きな可能性を感じたり、研究の楽しさを学んだりしました。
 その後、講演や実験に対する活発な質疑応答が行われました。参加者からは「次回のサイエンスカフェや出前授業にもぜひ参加したい」「徳大に進学したい」「医光/医工融合プログラムに興味がある」などの意見も出て、光科学を含む科学技術に対する興味関心の高さがうかがえました。

 次世代ひかりトクシマ事業では、今後も、県内高校生へサイエンスカフェ等を開催し、地域の強みである光科学の魅力を発信する取組を進めてまいります。

サイエンスカフェ
サイエンスカフェとは、科学技術の分野で従来から行われている講演会、シンポジウムとは異なり、科学の専門家と一般の人々が、カフェなどの比較的小規模な場所でコーヒーを飲みながら、科学について気軽に語り合う場をつくろうという試みです。
このサイエンスカフェの活動は、一般市民と科学者、研究者を繁ぎ、科学の社会的な理解を深める新しいコミュニケーションの手法として、世界で注目されている活動です。(引用:日本学術会議HP

グラフィックレコーディング
グラフィックレコーディングとは、議論、セミナー、インタビューなどの内容を、 グラフィックや文字を用いて、リアルタイムで記録する手法です。情報を可視化することで参加者の情報が共有され、議論をより活性化することに役立ちます。

 

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