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【報告】11/26「高校生ひかりアイデアソン」を開催しました

 徳島県内の新たな産業・雇用の創出を目指す内閣府交付金事業「次世代ひかりトクシマ」は本年度で最終年度を迎えます。徳島大学では、本事業の人材育成の一環として高校に出向き、広く光科学の面白さや魅力を伝えるために、出前授業やサイエンスカフェなどを行ってきました。
 今回は、本学の研究や光科学に興味がある県内の高校生を対象に、人口減少や高齢化に伴う地域課題の改善や解決につながる光アイデアの創発を行うことを目的として、11月26日(土)に「高校生ひかりアイデアソン」のワークショップを開催しました。

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 当日は、高校生6名、大学生・大学院生5名、大学教員3名の計14名が参加しグループワークを行いました。
はじめに、アイデア創出のためのヒントとして、本学研究者から自身の光研究や光の技術応用への可能性について参加者に事例を紹介しました。
次に、少子高齢化など徳島県の課題と、先駆的な事例として「いろどり(上勝町)」「移動スーパーとくし丸」「介護事業 株式会社aba」を例示しながら、イノベーションワークショップの手法を用いて、アイデアを創出する流れを紹介しました。

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 参加者は、研究者から学んだ光科学の知識を用い、グループワークでの対話を通じて、いろいろな視点に基づく自由な発想や議論を行い、アイデア発想を行いました。
 終了後のアンケートでは、多数の参加者が「非常に満足している」「アイデア発想や大学での光科学研究に興味を持った」と回答し、本ワークショップを通して徳島大学の最先端の研究への興味、関心が高まったと考えられます。
 次世代ひかりトクシマでは、今後も県内高校生へ光科学を中心とした徳島大学の魅力を発信する取組を進めてまいります。

 

 

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