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「デザイン思考」を題材にしたアクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)ワークショップを開催

【開催日時】2021年1月26日(火)17:30~21:00
【開催場所】オンライン開催
【参加者数】19名(学内10名、学外9名)

ニーズドリブンの手法である「デザイン思考」について、共通認識を持つために「エンジニアのためのデザイン思考入門」を題材に、著者である東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクトの齊藤教授をゲスト講師にお招きし、アクティブ・ブック・ダイアローグ(ABD)の手法を活用したワークショップを1月26日(火)にオンラインで開催しました。
「エンジニアのためのデザイン思考入門」は東京工業大学生(エンジニア)と美大生(デザイナー)、社会人からなるチームでユーザーエクスペリエンス(UX、ユーザー体験)をつくり込むプロジェクトについて書かれた書籍です。
この本の内容を分担して要約し、プレゼンリレーを行い、少人数グループでの対話の後、グループで話し合われたことを全体で共有しました。最後に共有された内容や質問を受けて、著者である齊藤教授が解説を加え、更に活発な意見交換が行われました。
ワークショップの最後に、齊藤教授から、「デザイン思考では何度もプロトタイプを作り、試してまた作る。チームの中で“失敗をしても良いおおらかさ”が必要になります。チームビルディングによって失敗を許容し、適切な批判と人格否定を分けることができるマインドを培うのが大事です。」とお話しいただき、デザイン思考を取り入れる上でチームビルディングの重要性を参加者に解説いただきました。
今回のワークショップを通じて、参加者からは「その道を極めたゲストに少人数で突っ込んだポイントをやり取りすることは非常に有意義でした。」「徳島大学でデザイン思考をもっと広げたい。」といった感想が寄せられるなど、デザイン思考を実践している著者の経験を通して、大学のシーズを社会実装に結びつけるために必要とされるデザイン思考の考え方を学ぶことができ、本イベントの目的を達成しました。
次世代ひかりトクシマ事業では、今後も「デザイン思考」をテーマにした様々なワークショップを開催し、デザイン思考の定着に繋げる取組を進めてまいります。

ABDの様子png

ABDに参加している様子

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