口腔(こうこう)微生物(びせいぶつ)学(がく)分野(ぶんや)　

住友(すみとも) 倫子(ともこ) 教授(きょうじゅ)   メールアドレス  sumitomo.tomoko@tokushima-u.ac.jp

主要(しゅよう)研究(けんきゅう)テーマ

1. 細菌(さいきん)性(せい)肺炎(はいえん)の病態(びょうたい)形成(けいせい)機構(きこう)に基づく(もとづく)新規(しんき)感染(かんせん)制御(せいぎょ)法(ほう)の確立(かくりつ)
2. 上気(じょうき)道(どう)定着(ていちゃく)細菌(さいきん)の全身(ぜんしん)伝播(でんぱ)機構(きこう)の解明(かいめい)
3. バクテリオファージを利用(りよう)した細菌(さいきん)感染(かんせん)症(しょう)治療(ちりょう)法(ほう)の確立(かくりつ)
4. 単(たん)ドメイン抗体(こうたい)を用い(もちい)た検査(けんさ)系(けい)および治療(ちりょう)法(ほう)の開発(かいはつ)
5. 口腔(こうこう)内(ない)における抗菌(こうきん)ペプチドの歯(は)周(しゅう)病(びょう)への応用(おうよう)

　歯科(しか)の2大(だい)疾患(しっかん)である「う蝕」と「歯(は)周(しゅう)病(びょう)」は、口腔(こうこう)内(ない)に生息(せいそく)する細菌(さいきん)が引き起こす(ひきおこす)細菌(さいきん)感染(かんせん)症(しょう)です。また、全(ぜん)世界(せかい)で猛威(もうい)をふるったCOVID-19、冬期(とうき)に流行(りゅうこう)するインフルエンザ、そして高齢(こうれい)者(しゃ)で問題(もんだい)となっている誤(あやま)嚥(えん)性(せい)肺炎(はいえん)も、口腔(こうこう)を含む(ふくむ)上(うえ)気道(きどう)を侵入(しんにゅう)経路(けいろ)とする微生物(びせいぶつ)による感染(かんせん)症(しょう)です。口腔(こうこう)微生物(びせいぶつ)学(がく)分野(ぶんや)では、口腔(こうこう)を起点(きてん)とする微生物(びせいぶつ)感染(かんせん)症(しょう)の発症(はっしょう)機構(きこう)を明らか(あきらか)ににすることにより、感染(かんせん)症(しょう)を制御(せいぎょ)する新た(あらた)な予防(よぼう)・治療(ちりょう)法(ほう)の開発(かいはつ)に挑戦(ちょうせん)しています。