徳島大学大学院医歯薬研究部口腔生命科学分野の工藤保誠教授、同分野大学院生のWang Chunhuaらの研究グループは、上皮と間葉の性質を併せ持つ「部分的上皮間葉移行(partial-Epithelial Mesenchymal Transition)」に着目し、癌細胞の高い可塑性が腫瘍微小環境の改変、浸潤・転移の促進、さらに癌幹細胞性や治療抵抗性に深く関与することを解説した総説論文を発表しました。口腔扁平上皮癌は進行が早く、浸潤・転移により予後不良となることが多いものの、その分子基盤は十分に解明されていません。本研究は、部分的EMTを標的とする新たな治療戦略が、治療効果向上と患者の生存率・生活の質改善につながる可能性を示しています。本論文は令和8年1月30日にInternational Journal of Oral Scienceにオンライン掲載されました。
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