機構長挨拶
四国から大学発のイノベーションを!
四国産学官連携イノベーション共同推進機構(Shikoku Innovative and Collaborative Organization for Industry, Academia and Government 、通称SICO)は、四国5国立大学(徳島大学、鳴門教育大学、香川大学、愛媛大学、高知大学)が保有する産学官連携に関する資源を効果的・効率的に活用する観点から、大学の枠を超えて産学官連携によるイノベーション創出を推進する仕組みを構築しようとする組織であり、徳島大学が基幹大学となっています。
SICOでは、四国5国立大学の産学官連携業務の共通部分について、重複業務を整理・統合して業務の効率化を図るとともに、これまで単独の大学ではなし得なかった産学官連携機能の高度化を具体化し、研究成果のより一層の利活用を推進し、四国からイノベーションを創出していくことを目指しています。
四国の各県は、それぞれ特色を持ちながらも、お遍路さんをあたたかく迎える「おもてなし」の風土、適度な経済規模、そして、素材型産業や一次産業の比率が高い産業構造となっているなど、多くの共通点を有しており、SICOでは四国の5大学が保有する知的財産や技術を結集し、力を合わせて産学官連携組織を運営しています。
SICOは、「四国から大学発のイノベーションを!」の気概を持ち、四国地域の発展を目指し、地域に密着した業務および専門性の高い業務を強化し、地域社会に必要とされる特色ある産学官連携組織となるように活動していまいりますので、今後とも、より一層のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
四国産学官連携イノベーション共同推進機構 機構長
吉田 和文
最終更新日:2019年5月15日