上勝町といろどり事業について | 国立大学法人 徳島大学

上勝町といろどり事業について

上勝町は徳島県勝浦郡の勝浦川上流に位置する人口1993人(2009.11.08現在)の町です。ICTシステムを活用した葉っぱビジネス「いろどり」の開発と、モノを廃棄せずにリサイクリングさせるゼロウエイストの考え方と実践、バイオマスによる低炭素社会化などで大成功をおさめ全国の注目を集めています。

 

なかでも、第三セクターとして運営するいろどり事業は、
1.光ファイバーによる町内ネットワークの整備と利用(ICT活用)
2.その情報システムを高齢のじいちゃん・ばあちゃんが操作し、労働生産意欲の向上、良き競争心の倍増、健康増進と生き甲斐創出につながるビジネス活動に従事(高齢者の出番づくり、生き甲斐づくり)
3.どこにでもある、しかし、豊かな自然に育まれた良質の葉っぱの商品化(身近な地域資源の活用)
を3大要素とする典型的「目から鱗」ビジネスの創出で大きな成果をあげているものです。