中山間ビジネスの創出 | 国立大学法人 徳島大学

中山間ビジネスの創出

上勝学舎では、上勝町の循環型地域運営モデルと「いろどり」事業を教材に、地域活動力の形成と強化を行うともに、中山間地域ビジネスモデルの開発、それに基づく起業実験、実際のビジネスの立ち上げなどを実践します。これらの作業を通じて、成功を導く手順・要件、マーケットとの連携、ビジネスチームワーク、地域協働、ヒューマンネットワークなどを体験し、失敗への耐性を養います。具体的な課題として以下のことに取り組みます。

 

中山間ビジネス創出のために上勝学舎で取り組む具体的テーマ

 

1.山村ブランド開発

  • (1)地域資源の発掘と商品化の研究
  • (2)地域魅力開発とブランド化戦略創出
  • (3)住民(生産者)主役、消費者目線の商品づくり

 

2.情報リテラシー形成

  • (1)ユビキタスコンピューティング免許の取得
  • (2)情報発信・コミュニティコンピューティングの実践
  • (3)Web3.0型ビジネスのシミュレーション

 

3.山村ビジネスモデル開発

  • (1)ICT活用による受注・生産・出荷・流通の徹底した合理化
  • (2)ICT活用による情報発信・販売促進、B2B2C交流・コミュニティ形成
  • (3)ICT活用による国・行政との協働、グローバルマーケット対応

 

4.複業化・テレワークのシステム開発

  • (1)地元住民、U/Iターン、グリーン&エコツーリストとの労働力シェア/レンタル
  • (2)中山間地域での事業運営、eコミュニティ形成のための遠隔協調システム構築
  • (3)テレワーク体験と課題抽出・改善

 

5.起業の実践実験と失敗学

  • (1)元気村づくりの事例収集と雛型づくり、仲間探し
  • (2)実験起業、地域内起業、CB/ミニコーポ起業、グローバル起業
  • (3)成功方程式と失敗の素の分析