consul_120615.jpg

【日時】平成24年6月15日(金)13:00~14:20
【場所】授業研究インテリジェントラボ(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員
【授業実施報告者】
大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
准教授 山本 孝 先生
【授業名】 『基礎化学i・化学結合論』

【内容】
当日は、山本先生の授業映像を一部視聴し、山本先生の解説や大学開放実践センター高等教育支援研究開発部門教員のコメント、大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部等の教員を交え、自由討論を行いました。
先生の授業では、板書とテキストを用い、学生が自ら学びとっていくことを重視した授業をされています。この科目では、日常の授業におけるテスト配布や試験問題の量を多くするなど、学生自身が自ら理解を確認するための機会を作られています。
討論では、関連の科目数が少ない上、理解するまでに時間が必要な学生が増える中で、教えるべき内容をこなしていくことが難しい状況であることが話題にあがりました。授業の中で、いかに学生の学習を促すか、また授業外学習を促すために何ができるかということを皆で知恵を出し合いながら解決していく必要があることが話されました。授業の質を落さずに、いかに学生に学んでもらうか、学生のモチベーションを促す方法等について意見交換が行われました。例えば、テストで学生の理解を確認する方法や、講義の前に学ぶ上で重要な問いを提示し、最後にリフレクションを行う方法、学生の興味を引き出すために、教員の経験を少し話したり、簡単な問いかけをする方法、また問いかけやすいように座席を前の方に座るよう指示するなど、具体的なアイデアも共有されました。

主催:徳島大学 大学教育委員会・FD専門委員会
共催:徳島大学 総合科学部FD委員会

カテゴリー