【テーマ】授業時間外の英語学習支援体制について
【日 時】平成23年5月20日(金)16時30分~18時20分
【場 所】授業研究インテリジェントラボ
(大学開放実践センター3階)
【参加対象】本学教職員・学生・SPOD関係教職員
【話題提供者】徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
福田 スティーブ 利久先生
徳島大学国際センター 坂田浩先生
徳島大学全学共通教育センター ギュンター・ディルク先生
総合科学部4年 藤川夏美さん、総合科学部3年 奧野啓輔さん
【内容】
先ず坂田先生より「英語学習に求められるもの」というテーマで英語学習理論が紹介され、本学の英語学習環境が概説されました。その中で多くの学生は「英語力を伸ばしたい」というと思っているが、どうやって伸ばせばよいか分からず不安を感じている現状が報告されました。そこでは英語教員の仕事として、授業外で英語を実際に使う場所を作るため、留学生と話をする「チャットルーム」の取り組みが始めたいきさつが紹介されました。次に福田スティーブ先生より3年目となる「英語サポートルーム」の取り組みが紹介され、その理念は真の学びを目指した寺子屋にあることが強調されました。つまり「学び」は一人ではなく他者との相互交流によって行われることが成人学習理論を紹介されながら説明されました。次にこの「英語サポートルーム」によって英語力を伸ばし、自己啓発をやり遂げた例として、「英語サポートルーム」の経験談が、総合科学部4年の藤川夏美さんと3年の奧野啓輔さんから発表されました。2人は「英語サポートルーム」が自分たちにどのような素晴らしい効果をもたらしたかを詳細に紹介してくれました。最後にディルク・ギュンター先生から「英語サポートルーム」の課題や今後の企画についての展望を述べて頂きました。その後多数の参加者との熱のこもった討論が英語と日本語を交えて行われ、終了予定の時刻を20分オーバーして閉会しました。
【主催】
徳島大学大学教育委員会・FD専門委員会
四国地区大学教職員能力開発ネットワーク