顎機能咬合再建学分野

松香 芳三 教授   メールアドレス  matsuka@tokushima-u.ac.jp

 咀嚼や嚥下などの口腔機能は、国民健康や生活の質の維持・増進に重要な役割を果たしており、高齢化社会を迎えた現代において、その機能回復の必要性が高まっています。私たちの研究室では、臨床に直結する障害や疾患の病態解明と予防、新たな治療法の開発につながる研究を推進するために、以下の基礎的研究ならびに臨床的研究に取り組んでいます。

主要研究テーマ

  1. 顎運動と咬合に関する研究
  2. 睡眠ブラキシズムに関する研究
  3. 顎関節症ならびに口腔顔面痛の診断と治療に関する研究
  4. 歯や歯槽骨などの再生医療に関する研究
  5. 補綴臨床に関する臨床疫学研究
  6. 金属アレルギーに関する研究

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顎機能咬合再建学分野 教授 松香 芳三
松香 芳三
顎機能咬合再建学分野
教授

顎機能咬合再建学分野は歯科補綴(ほてつ)学の一分野であり、補綴とは歯が大きく欠けたり、なくなった場合にかぶせものや入れ歯などで補うことであります。歯を失うと食物が食べにくかったり、発音しにくかったりと、日常生活に支障をきたします。食べることは人間生活の基本であり、良く食べることは非常に大切です。そのため、我々の分野では失った歯をどのように修復するのか、顎がどのように動くのか、夜間の歯ぎしり運動はどのようになされているのか、金属アレルギーはどのような状態であるのか、顎関節症や口腔顔面痛はどのように診断・治療するのかなどに関して研究を進めるとともに、治療に結びつくように努力しています。これらの研究や臨床は良く噛むことにつながり、人類の幸福に寄与することができるものと期待しております。

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