1.教育課程の編成と教育方法
 学位授与の方針を実現するために,最終的に修士論文作成に係る研究指導体制に集約できるように整備した編成の教育課程と教育方法とする。

(1) 学識と研究能力及び高度専門職業能力
理学又は工学分野の基礎知識を基にした論理的分析能力と課題探求・問題解決能力や技能,さらに社会の変化に柔軟に対応できる自律的な応用力と創造力を涵養する体系的な講義科目,演習科目の編成とし,常に自身の研究の立ち位置が確認でき,それを深化させられるような教育を施す。

(2) 豊かな人格と教養及び自発的意欲
知性と理性が調和した高潔な倫理観と責任感を身につけ,コミュニケーションを通して豊かな人間関係を築きながら自立して行動できる能力を涵養する講義科目や実習科目を開設し,自身の特定の研究分野だけに捕われてしまわないような教育を施す。

(3) 国際的発信力及び社会貢献
現代社会に生じている諸問題を理学又は工学分野の幅広い視点から分析でき,その解決に向けて世界水準を目指す研究成果を発信及び収集する能力を備えるとともに,地域を発展させる産業創出にも貢献できる能力を涵養する教育を施す。

2.学修成果の評価
 上記の教育科目の編成指針に基づく授業,実習等の学修成果の評価は,客観性及び厳格性を確保するため,学生に対して到達目標と成績評価基準をあらかじめ明示したうえで行う。また,修士論文に係る研究成果の審査と最終試験も同様に行う。

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