第6回 徳島大学薬学部医療人GP講演会
~臨床薬学教育における新しい試み~
平成19年12月10日(月)14時から徳島大学薬学部第3講義室において【臨床薬学教育における新しい試み】をメインテーマに3名の講師の先生をお招きして講演会を開催しました。
最初に大分大学医学部附属病院薬剤部の武山正治先生は、「医薬品の適正使用 神経ペプチドを指標とする薬効解析」をテーマに"病院薬剤部における薬剤師の活動とは何か"とともに、臨床可能な興味ある先生ご自身の研究成果について話をしてくださいました。
岐阜薬科大学土屋照雄先生は、「薬科大学付属病院薬局の開設と実務実習教育の新しい試み」をテーマで、大学附属薬局として日本で最初に設立された『岐阜薬科大学附属薬局』の概要、実際行われている教育のカリキュラムや地域薬剤師への貢献等について話してくださいました。
北里大学薬学部小宮山貴子先生は、「病院内に拠点をおく薬剤部教員の臨床薬学教育への関わり」の演題で北里大学薬学部の臨床薬学教育の歴史、病院内で駐在する教員の実務実習への具体的取り組みや今後の薬剤師教育の進むべき方向性について示唆に富む話をしてくださいました。今回の講演は、本学医療人GPの取組「医療の現場に直結した薬剤師養成教育」に大変参考になるものであり、本学部の教育・研究充実のため活かしていきたいと考えています。
最後になりましたが、本講演会を開催するにあたってご協力いただいた方々に厚く御礼申しあげます。
「医薬品の適正使用神経ペプチドを指標とする薬効解析」 武山正治先生スライドはこちら(2MB)
「薬科大学付属薬局の開設と実務実習教育の新しい試み」土屋照雄先生スライドはこちら(7MB)
武山 正治先生 | 土屋 照雄先生 |