第5回徳島大学薬学部 医療人GP講演会
~臨床における模擬患者のあり方~
平成19年11月12日(月) 15時から17時に 徳島大学薬学部第三講義室において【臨床における模擬患者のあり方】をテーマに帝京大学薬学部 高橋秀依先生、名城大学薬学部 半谷 眞七子先生、徳島SP研究会 藤岡 勇治先生、河内 雅子先生をお招きして講演会を開催しました。
最初に帝京大学薬学部高橋先生は「OSCEにおける模擬患者の役割-パジャマを着て思うこと-」と題して、先生自身が模擬患者をすることになった経緯、模擬患者を演じてみてわかったこと、OSCEトライアル実施を通じて学生への指導が徹底でき実務実習における態度が向上したこと等を話して下さいました。
名城大学薬学部半谷先生は「臨床薬学教育における模擬患者養成と活用」をテーマに、コミュニケーションスキルの必要性、模擬患者にもとめられること等に話され、最後に実際に名城大学で行われた1年次学生および院生が薬剤師役を演じてコミュニケーションスキル演習の様子をDVDで紹介して下さいました。
SP研究会藤岡先生は、「模擬患者の立場から」を題目に、ご自身が模擬患者をすることになったきっかけ、模擬患者を演じて感じたこと、コミュニケーションスキル教育に望むこと、これからの模擬患者養成を担当する教員への要望等話して下さいました。同じく藤岡先生は、模擬患者として心がけていること、感じたこと、教員に望むことについて話して下さいました。また、それぞれの講演終了後活発な質疑応答が行われました。
以上の講演と討論は、これからの徳島大学薬学部の薬剤師教育を更に充実させるために大変参考になりました。
最後になりましたが、本講演会を開催するにあったてご協力いただいた関係各位に厚く御礼申し上げます。
【OSCEにおける模擬患者の役割-パジャマを着て思うこと-】 高橋秀依先生のスライドはこちら(3MB)
【臨床薬学教育における模擬患者養成と活用】 半谷眞七子先生スライドはこちら(1MB)
帝京大学薬学部 高橋先生 | 名城大学薬学部 半谷先生 |
徳島SP研究会 藤岡先生 | 徳島SP研究会 河内先生 |