お知らせ(おしらせ)

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研究(けんきゅう)概要(がいよう)

(ほん)研究(けんきゅう)(しつ)のメインテーマ

薬物(やくぶつ)受容(じゅよう)(たい)情報(じょうほう)伝達(でんたつ)調節(ちょうせつ)機構(きこう)に関する(にかんする)研究(けんきゅう)
受容(じゅよう)(たい)により担わ(になわ)れている生命(せいめい)病態(びょうたい)根本(こんぽん)原理(げんり)意義(いぎ)、または疾患(しっかん)治療(ちりょう)(やく)開発(かいはつ)などについて常に(つねに)考え(かんがえ)続け(つづけ)日々(ひび)研究(けんきゅう)取り組ん(とりくん)でいます。

現在(げんざい)研究(けんきゅう)テーマ

研究(けんきゅう)戦略(せんりゃく)
 我々(われわれ)(がん)とプロスタノイド受容(じゅよう)(たい)との関係(かんけい)について、特に(とくに)その分子(ぶんし)情報(じょうほう)伝達(でんたつ)機構(きこう)中心(ちゅうしん)に、Gタンパク質(たんぱくしつ)共役(きょうやく)(がた)受容(じゅよう)(たい)情報(じょうほう)伝達(でんたつ)(けい)解明(かいめい)進め(すすめ)ている。そのことでプロスタノイド受容(じゅよう)(たい)関与(かんよ)する(がん)含む(ふくむ)生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)(びょう)への効果(こうか)(てき)予防(よぼう)(ほう)予防(よぼう)(やく)、あるいは新しい(あたらしい)薬物(やくぶつ)治療(ちりょう)改善(かいぜん)(やく)開発(かいはつ)繋げ(つなげ)今後(こんご)(ちょう)高齢(こうれい)()社会(しゃかい)迎える(むかえる)にあたり必要(ひつよう)かつ有益(ゆうえき)情報(じょうほう)提供(ていきょう)目指し(めざし)ている。

 我々(われわれ)特に(とくに)EP4プロスタノイド受容(じゅよう)(たい)注目(ちゅうもく)し、EP4受容(じゅよう)(たい)による生体(せいたい)恒常(こうじょう)(せい)維持(いじ)機構(きこう)破綻(はたん)が、大腸(だいちょう)(がん)をはじめとした病態(びょうたい)悪化(あっか)大きく(おおきく)関与(かんよ)している可能(かのう)(せい)示唆(しさ)してきた。現在(げんざい)進行(しんこう)(ちゅう)のテーマは、破綻(はたん)したEP4受容(じゅよう)(たい)情報(じょうほう)伝達(でんたつ)(けい)を、正常(せいじょう)状態(じょうたい)近く(ちかく)にまで引き戻せる(ひきもどせる)機構(きこう)中心(ちゅうしん)展開(てんかい)している。

(おも)研究(けんきゅう)テーマ

  1. アレルギー疾患(しっかん)などに罹患(りかん)していると大腸(だいちょう)(がん)発症(はっしょう)リスクや死亡(しぼう)(りつ)下がる(さがる)といった疫学(えきがく)研究(けんきゅう)をベースに、インターロイキンやヒスタミンなどにより引き起こさ(ひきおこさ)れる情報(じょうほう)伝達(でんたつ)(けい)が、EP4受容(じゅよう)(たい)与える(あたえる)影響(えいきょう)などを解析(かいせき)し、(がん)悪性(あくせい)()抑制(よくせい)メカニズムを研究(けんきゅう)している。
  2. 大腸(だいちょう)(ない)環境(かんきょう)をコントロールする(ちょう)(ない)細菌(さいきん)(さん)(せい)する生理(せいり)活性(かっせい)物質(ぶっしつ)である酪酸などが、EP4受容(じゅよう)(たい)発現(はつげん)制御(せいぎょ)するメカニズム解明(かいめい)などからも大腸(だいちょう)(がん)予防(よぼう)重要(じゅうよう)なシステムを解析(かいせき)している。
  3. 受容(じゅよう)(たい)は、ひと昔(ひとむかし)(まえ)のように単なる(たんなる)(かぎ)に対する(にたいする)(かぎ)(あな)ではなく、それに作用(さよう)する物質(ぶっしつ)などにより、(せい)にも(まけ)にもその活性(かっせい)変動(へんどう)させることが明らか(あきらか)となりつつある。そこでそのメカニズムを、「バイアス・リガンド」という概念(がいねん)から解き明かし(ときあかし)生体(せいたい)(ない)存在(そんざい)する(こう)(がん)作用(さよう)引き起こさ(ひきおこさ)せる生理(せいり)活性(かっせい)物質(ぶっしつ)やその作用(さよう)()(じょ)についても解析(かいせき)している。
  4. 現在(げんざい)生体(せいたい)反応(はんのう)病態(びょうたい)メカニズム解明(かいめい)糸口(いとぐち)は、生命(せいめい)辿っ(たどっ)てきた進化(しんか)(なか)(ごう)目的(もくてき)存在(そんざい)していると考え(かんがえ)ている。そのような時間(じかん)(じく)をからめて生命(せいめい)現象(げんしょう)俯瞰(ふかん)解析(かいせき)考察(こうさつ)することで、現代(げんだい)病態(びょうたい)である(がん)発症(はっしょう)過程(かてい)などを理解(りかい)し、今後(こんご)人々(ひとびと)のQOLの改善(かいぜん)などに貢献(こうけん)したいと我々(われわれ)考え(かんがえ)ている。
研究内容の説明図
Fujino H., Biol. Pharm. Bull. 39, 149-155, 2016

 

Department of Pharmacology for Life Sciences
Professor: Hiromichi FUJINO Ph.D.

Understanding of the molecular & cellular pharmacology of G protein coupled receptors (GPCRs) is the main goals for our research. For such purpose, researches stated below are currently investigating. 1) The roles of prostanoid receptors signaling in cancer malignancy as well as endogenous anti-cancer functions are being exploring, especially in the early stages of the development of the diseases. 2) Elucidating alternative/unknown functions of endogenous prostanoids as biased ligands for the non-cognate prostanoid receptors are another main researches. 3) Histamine H1 receptors, their signaling and gene expression in allergy are studying. 4) Analyzing feeding regulation system in central nerve system.

 

 

研究(けんきゅう)(しつ)について

研究(けんきゅう)業績(ぎょうせき)

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