11月(じゅういちがつ)5(にち)(())】難波(なんば)教授(きょうじゅ)研究(けんきゅう)成果(せいか)「Total Synthesis of Palau'amine」がNature Communicationsに掲載(けいさい)され、NHK徳島(とくしま)報道(ほうどう)されました。

トップ

パラウアミンは,西太平洋(にしたいへいよう)生息(せいそく)する海綿(かいめん)から発見(はっけん)された強力(きょうりょく)免疫(めんえき)抑制(よくせい)物質(ぶっしつ)です。
難波(なんば)教授(きょうじゅ)らの研究(けんきゅう)グループは、(すう)(ねん)(まえ)まで「最も(もっとも)合成(ごうせい)困難(こんなん)有機(ゆうき)化合(かごう)(ぶつ)」と見なさ(みなさ)れていた、パラウアミンの完全(かんぜん)化学(かがく)合成(ごうせい)成功(せいこう)しました。

市販(しはん)化合(かごう)(ぶつ)から出発(しゅっぱつ)し,合計(ごうけい)44(かい)化学(かがく)反応(はんのう)行っ(おこなっ)て,パラウアミンの(ぜん)合成(ごうせい)(生物(せいぶつ)(ちから)借り(かり)ず,全て(すべて)反応(はんのう)人工(じんこう)(てき)行う(おこなう)合成(ごうせい))を達成(たっせい)しました。
この合成(ごうせい)(ひん)培養(ばいよう)細胞(さいぼう)加え(くわえ)活性(かっせい)試験(しけん)行っ(おこなっ)結果(けっか),免疫(めんえき)抑制(よくせい)(ざい)シクロスポリンと同等(どうとう)顕著(けんちょ)免疫(めんえき)抑制(よくせい)作用(さよう)示す(しめす)ことが認め(みとめ)られました。
つまり,生物(せいぶつ)(さん)生し(なし)たものと同じ(おなじ)機能(きのう)持つ(もつ)物質(ぶっしつ)が,試験管(しけんかん)とフラスコの(なか)人工(じんこう)(てき)合成(ごうせい)できたことになります。

(ほん)研究(けんきゅう)成果(せいか)は,世界(せかい)で2番目(ばんめ)(日本(にっぽん)初めて(はじめて))となる化学(かがく)合成(ごうせい)ですが,パラウアミンと類縁(るいえん)(たい)双方(そうほう)合成(ごうせい)する(しん)手法(しゅほう)提供(ていきょう)するものであり,薬理(やくり)(がく)医学(いがく)研究(けんきゅう)への(みち)拓く(ひらく)重要(じゅうよう)成果(せいか)といえます。

この研究(けんきゅう)成果(せいか)内容(ないよう)が、11月(じゅういちがつ)5(にち)((きむ))にNHK徳島(とくしま)の「おはよう徳島(とくしま) 7:45-8:00」のトップニュースとして報道(ほうどう)され、夕方(ゆうがた)の「とく6徳島(とくしま)18:10-19:00」でも紹介(しょうかい)されました。

論文(ろんぶん)リンクhttp://www.nature.com/ncomms/2015/151104/ncomms9731/full/ncomms9731.html#close

おはよう徳島

とく6徳島

有機化合物「パラうアミン」を合成

閲覧(えつらん)履歴(りれき) このページと関連(かんれん)(せい)高い(たかい)ページ