平成(へいせい)30年(ねん)8月(はちがつ)20日(にち)(月(つき)),21日(にち)(火(ひ))に独立(どくりつ)行政(ぎょうせい)法人(ほうじん)日本(にっぽん)学術(がくじゅつ)振興(しんこう)会(かい)による「ひらめき☆ときめきサイエンス～ようこそ大学(だいがく)の研究(けんきゅう)室(しつ)へ～KAKENHI(研究(けんきゅう)成果(せいか)の社会(しゃかい)還元(かんげん)・普及(ふきゅう)事業(じぎょう))」として,「 臨床(りんしょう)研究(けんきゅう)事件(じけん)簿(ぼ)2018～薬学(やくがく)的(てき)知識(ちしき)と実験(じっけん)を駆使(くし)して臨床(りんしょう)現場(げんば)の謎(なぞ)を解明(かいめい)せよ～」を実施(じっし)しました.
夏休み(なつやすみ)終盤(しゅうばん)にも関わら(かかわら)ず、県内(けんない)外(がい)からのべ27人(にん)の高校生(こうこうせい)の皆様(みなさま)が元気(げんき)よく参加(さんか)してくれました.

開講(かいこう)式(しき)・講義(こうぎ)

2018staff.JPG
学生(がくせい)スタッフの紹介(しょうかい)

abe_kougi2018.JPG
阿部(あべ)助(じょ)教(きょう)による講義(こうぎ)

午前(ごぜん)10時(じ)から開講(かいこう)式(しき)を行い(おこない),オリエンテーションと大学生(だいがくせい)スタッフの紹介(しょうかい)がありました.
引き続い(ひきつづい)て阿部(あべ)助(じょ)教(きょう)(実施(じっし)代表(だいひょう)者(しゃ))から「薬剤師(やくざいし)による臨床(りんしょう)研究(けんきゅう)と治療(ちりょう)法(ほう)の開発(かいはつ)について」の講義(こうぎ)を行い(おこない)ました.

実験(じっけん)① お薬(くすり)を混合(こんごう)したときの変化(へんか)

sanzai2018.jpg
散剤(さんざい)の調合(ちょうごう)

hukuro2018.JPG
薬袋(みない)の記入(きにゅう)

講義(こうぎ)の後(のち)は模擬(もぎ)薬局(やっきょく)へ移動(いどう)して実習(じっしゅう)を行い(おこない)ました.薬剤(やくざい)を混ぜ合わ(まぜあわ)せてその変化(へんか)を詳しく(くわしく)観察(かんさつ)し,薬剤(やくざい)を取り扱う(とりあつかう)際(さい)の基本(きほん)的(てき)な薬学(やくがく)的(てき)知識(ちしき)と手技(しゅぎ)について理解(りかい)を深め(ふかめ)ました.

実験(じっけん)② 注射(ちゅうしゃ)用(よう)お薬(くすり)の混合(こんごう)

cyusya2018_2.JPG
注射(ちゅうしゃ)薬(やく)の調合(ちょうごう)

cyusya2018_1.JPG
注射(ちゅうしゃ)薬(やく)の組合せ(くみあわせ)を考える(かんがえる)

午後(ごご)からは,薬(くすり)の配合(はいごう)変化(へんか)についての講義(こうぎ)の後(のち),注射(ちゅうしゃ)薬(やく)の組み合わせ(くみあわせ)で生じる(しょうじる)配合(はいごう)変化(へんか)について実験(じっけん)を行い(おこない),それを防ぐ(ふせぐ)新た(あらた)な方法(ほうほう)についてグループ内(ない)で討議(とうぎ)しました.参加(さんか)者(しゃ)は,薬物(やくぶつ)治療(ちりょう)の中(なか)で発生(はっせい)する問題(もんだい)点(てん)と,その解決(かいけつ)方法(ほうほう)について考え(かんがえ),薬剤師(やくざいし)による臨床(りんしょう)研究(けんきゅう)と薬物(やくぶつ)治療(ちりょう)開発(かいはつ)の魅力(みりょく)について理解(りかい)を深め(ふかめ)ました.

クッキータイム・ディスカッション

2018cokkie.jpg
クッキータイムの様子(ようす)

実験(じっけん)の後(のち)はクッキータイム! 和やか(なごやか)な雰囲気(ふんいき)のもと,活発(かっぱつ)な質疑(しつぎ)応答(おうとう)や自由(じゆう)討論(とうろん)を行い(おこない)ました.

修了(しゅうりょう)式(しき)(未来(みらい)博士(はかせ)号(ごう)授与(じゅよ))

shiki2018_yakuz.JPG
未来(みらい)博士(はかせ)号(ごう)の授与(じゅよ)

修了(しゅうりょう)式(しき)では,参加(さんか)者(しゃ)全員(ぜんいん)に未来(みらい)博士(はかせ)号(ごう)が授与(じゅよ)されました.

本(ほん)事業(じぎょう)を終え(おえ)て

20180820_yakuz.JPG
集合(しゅうごう)写真(しゃしん)(8月(はちがつ)20日(にち))

20180821_yakuz.JPG
集合(しゅうごう)写真(しゃしん)(8月(はちがつ)21日(にち))

 

ひらめき☆ときめきサイエンスに県内(けんない)外(がい)から多く(おおく)の高校生(こうこうせい)の皆様(みなさま)にご参加(さんか)いただき,大変(たいへん)ありがとうございました.
このプログラムでは薬剤(やくざい)を混合(こんごう)した際(さい)に生じる(しょうじる)配合(はいごう)変化(へんか)を観察(かんさつ)し,それを防ぐ(ふせぐ)新た(あらた)な方法(ほうほう)についてグループで仮説(かせつ)を立て(たて),実際(じっさい)に実験(じっけん)して検証(けんしょう)することで,自分(じぶん)たちなりの解決(かいけつ)法(ほう)を導き出し(みちびきだし)ていただきました.これは薬剤師(やくざいし)による臨床(りんしょう)研究(けんきゅう)の基本(きほん)的(てき)なプロセスであり,新しい(あたらしい)ことを生み出す(うみだす)研究(けんきゅう)の面白(おもしろ)さを実感(じっかん)していただけたのではないかと思い(おもい)ます.
難しい(むずかしい)内容(ないよう)も含ま(ふくま)れていたと思い(おもい)ますが,参加(さんか)者(しゃ)の皆さん(みなさん)からは,「自分(じぶん)たちで結果(けっか)を導き出す(みちびきだす)という作業(さぎょう)ができて良かっ(よかっ)た」,「とても楽しかっ(たのしかっ)たし,大学(だいがく)でもこの学問(がくもん)を学び(まなび)たいと思っ(おもっ)た」などの感想(かんそう)をいただき,大変(たいへん)うれしく思っ(おもっ)ています.今後(こんご)も,薬学部(やくがくぶ)での研究(けんきゅう)の面白(おもしろ)さを理解(りかい)していただけるようなプログラムを実施(じっし)していきたいと考え(かんがえ)ています.

実施(じっし)代表(だいひょう)者(しゃ)

阿部(あべ) 真治(しんじ) (大学院(だいがくいん)医(い)歯(は)薬学(やくがく)研究(けんきゅう)部(ぶ) 助(じょ)教(きょう))

実施(じっし)分担(ぶんたん)者(しゃ)

久米(くめ) 哲也(てつや) (大学院(だいがくいん)医(い)歯(は)薬学(やくがく)研究(けんきゅう)部(ぶ) 教授(きょうじゅ))
佐藤(さとう) 智恵美(ちえみ) (大学院(だいがくいん)医(い)歯(は)薬学(やくがく)研究(けんきゅう)部(ぶ) 助(じょ)教(きょう))
田中(たなか) 朋子(ともこ) (大学院(だいがくいん)医(い)歯(は)薬学(やくがく)研究(けんきゅう)部(ぶ) 助(じょ)教(きょう))
北池(きたいけ) 秀次(しゅうじ) (技術(ぎじゅつ)支援(しえん)部(ぶ)蔵本(ぞうほん)技術(ぎじゅつ)部門(ぶもん) 副(ふく)技術(ぎじゅつ)部門(ぶもん)長(ちょう))
堤(つつみ) 沙織(さおり) (大学院(だいがくいん)医(い)歯(は)薬学(やくがく)研究(けんきゅう)部(ぶ) 事務(じむ)補佐(ほさ)員(いん))

これまで実施(じっし)したプログラム

閲覧(えつらん)履歴(りれき) このページと関連(かんれん)性(せい)の高い(たかい)ページ