研究概要

有機化合物や化学的手法を用いた生体機能の理解と制御
〜近未来型の創薬をめざして〜

研究内容の図解

私たちが健康な日常生活を過ごすためには、時として薬の力が必要になります。
今、私たちの国では1000種類以上の薬が使われていますが、そのほとんどが低分子有機化合物であり、またそれら薬物の作用点はセントラルドグマ (DNA→RNA →タンパク質) における最終表現系のタンパク質です。私 たちの研究室では、セントラルドグマの上流に位置するDNAやRNAを創薬の標的とし、それらの 機能制御を核酸によって行なうことを目標として研究を行なっています。具体的には有機化学を基盤とした物づくりから出発し、それらをユニットとしてDNA や RNAなどの核酸に導入することによりそれらに機能を持たせます。遺伝子の発現を抑制するアンチセンス分子やRNA干渉を誘起するsiRNAはその一例で あり、薬として実用可能な安定性をもった機能性人工核酸開発のための基礎研究と応用研究を行っています。

研究室のオリジナルページはこちら →  https://biochemtokushima.wixsite.com/mysite new019_06.gif (2022.08.29〜)
旧ページはこちら →  https://bioorgchem.tokushima-u.net

 

 

 

閲覧履歴 このページと関連性の高いページ