概要

center.jpg

「新規医薬品シーズの探索」および「既存医薬品の新規作用の発掘」を目指した、センター発の「創薬・育薬」に関する研究を行い、本研究活動を通じて高度な知識・技能を有する創薬・育薬研究者を育成する。 (理念と活動方針)

  1. 有機化学を基盤とした自然現象解明とその実用化に関する研究
  2. 新規有機合成方法論の開発と高次構造天然有機化合物の全合成
  3. 有機化学的手法による機能性人工核酸の創製と核酸医薬への展開
  4. ケミカルバイオロジーや再生薬学に基づく医薬資源探索と医薬品開発への応用
  5. 遺伝子疾患(先天代謝異常症とがん)の分子病態解明と新規バイオ医薬品の開発

医薬創製教育研究センター所属研究室での共同研究

準備中

理念と活動方針

徳島大学薬学部附属医薬資源教育研究センターは、平成4年度に、地球規模で重要な課題となっている「環境問題」と徳島大学薬学部が従来から特色としてうたっている「創薬」という2つの課題に整合性を持たせるよう計画され設立された。本センターは、設立以来、徳島大学薬学部が理念として掲げている薬学教育・研究の車の両輪の一つである創薬科学の拠点としての使命を担い、教育と研究を行って来た。しかしながら、国立大学の法人化、新しい薬剤師養成に向けての薬学部6年制の導入等の大きな時代の波に見舞われ、本センターもターニングポイントを迎え、理念と活動方針の見直しが求められた。このような背景から、より進化した創薬拠点とすべく、平成18年度にセンターの名称を「薬科学教育部附属医薬創製教育研究センター」と改称した。新センターでは、時代のニーズに向けた新たな創薬と既存医薬品の新たな応用を目的とした育薬研究を推進するとともに、「特定の病態をターゲットとする創薬・育薬研究」を基盤とする教育・研究を通し「力量ある創薬・育薬研究者の育成」をめざすことを大きな2本の柱とする。研究目標は、医薬品開発に向け「センター独自の基礎研究」を展開するとともに、「有用な新規医薬品シーズの探索」および「既存医薬品の新規作用の発掘」を推進し、センター発の「創薬・育薬」を行うことである。その実現のために、「真に機能的な共同研究体制」を構築し、これを基盤に「競争的大型研究費」の獲得に向け斬新且つ革新的な共同プロジェクトを立案したい。教育面では、研究者養成のための大学院教育プログラムに基づき、確固とした学問基盤と広い視野を持ち、国際感覚を身につけた力量ある創薬・育薬研究者研究者の育成をめざす。(2009年4月30日制定・継続)

閲覧履歴 このページと関連性の高いページ