徳島大学創立70周年記念事業 第48回徳島大学薬学部卒後教育公開講座を開催しました

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薬学部では、令和元年6月9日(日曜日)、第48回卒後教育公開講座を開催しました。この公開講座は、医療への一層の貢献が求められる薬剤師に、生涯教育の場を提供する目的で毎年2回開催しているものです。
徳島大学創立70周年記念事業の一環として開催した今回は、「希少疾患難病に対する医療の現状と未来」をメインテーマに、日本ムコ多糖症患者家族の会会長の秋山武之先生と大阪大学大学院医学系研究科教授の酒井規夫先生をお招きし、ご講演をいただきました。
秋山先生からは、「希少・難治性疾患克服に向けての取組み」と題し、患者の家族として、希少疾患ならではの基礎研究、臨床、治験の難しさを経験してこられた立場から、課題解決に向けた患者会の役割とその取組みについてご紹介くださいました。
酒井先生からは、「希少難病に対する医療の現状と将来展望」と題し、医療福祉における難病医療の歴史や、希少難病に対する様々な療法の開発及び治療薬の承認が進んでいる現状をふまえ、薬剤師や薬学研究の役割として求められることは何か、についてお話しくださいました。
本学薬学部生、現役の薬剤師の方をはじめ、学内外から240名あまりの参加があり、希少難病の原因解明、治療開発に向けて薬剤師が担うことができる役割について考える有意義な機会となりました。

秋山先生の講演の様子
秋山先生の講演の様子

酒井先生の講演の様子
酒井先生の講演の様子

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