電気(でんき)電子(でんし)(そう)(せい)工学(こうがく)コース

電気(でんき)電子(でんし)工学(こうがく)は、20世紀(せいき)後半(こうはん)にみられるかつてない科学(かがく)技術(ぎじゅつ)進歩(しんぽ)(なか)でその中心(ちゅうしん)(てき)役割(やくわり)果たし(はたし)現在(げんざい)もなお急速(きゅうそく)発展(はってん)しつつある学問(がくもん)分野(ぶんや)です。(ほん)コースは、電気(でんき)電子(でんし)工学(こうがく)物性(ぶっせい)デバイス、電気(でんき)エネルギー、電気(でんき)電子(でんし)システム、知能(ちのう)電子(でんし)回路(かいろ)の4分野(ぶんや)からなるものとみなし、それぞれに対応(たいおう)する4講座(こうざ)から構成(こうせい)されています。
物性(ぶっせい)デバイス」講座(こうざ)は、電気(でんき)電子(でんし)材料(ざいりょう)半導体(はんどうたい)中心(ちゅうしん)とする電子(でんし)デバイスの開発(かいはつ)、「電気(でんき)エネルギー」講座(こうざ)は、電気(でんき)エネルギーの発生(はっせい)変換(へんかん)制御(せいぎょ)輸送(ゆそう)利用(りよう)方法(ほうほう)、「電気(でんき)電子(でんし)システム」講座(こうざ)は、システムの制御(せいぎょ)設計(せっけい)各種(かくしゅ)情報(じょうほう)処理(しょり)通信(つうしん)方式(ほうしき)、「知能(ちのう)電子(でんし)回路(かいろ)講座(こうざ)は、電子(でんし)回路(かいろ)設計(せっけい)解析(かいせき)計算(けいさん)()知能(ちのう)(てき)ハードウェア・ソフトウェアの教育(きょういく)研究(けんきゅう)行い(おこない)ます。

知能(ちのう)情報(じょうほう)システム工学(こうがく)コース

現代(げんだい)社会(しゃかい)は、工業(こうぎょう)()社会(しゃかい)から高度(こうど)情報(じょうほう)()社会(しゃかい)変貌(へんぼう)しつつあります。この変革(へんかく)をもたらしたのは、半導体(はんどうたい)中心(ちゅうしん)とするエレクトロニクス技術(ぎじゅつ)とコンピュータハードウェア技術(ぎじゅつ)急速(きゅうそく)進歩(しんぽ)です。ところが、先端(せんたん)技術(ぎじゅつ)急速(きゅうそく)発展(はってん)対応(たいおう)してコンピュータの普及(ふきゅう)著しい(いちじるしい)ですが、集積(しゅうせき)回路(かいろ)などのハードウェア技術(ぎじゅつ)比較(ひかく)してソフトウェア技術(ぎじゅつ)進歩(しんぽ)日本(にっぽん)において特に(とくに)遅れ(おくれ)ているのが現状(げんじょう)です。しかし、高度(こうど)情報(じょうほう)()社会(しゃかい)形成(けいせい)するための高い(たかい)知識(ちしき)持つ(もつ)コンピュータ技術(ぎじゅつ)(しゃ)大幅(おおはば)不足(ふそく)しており、人材(じんざい)養成(ようせい)強く(つよく)求め(もとめ)られています。(ほん)コースはこれらの社会(しゃかい)(てき)要請(ようせい)対応(たいおう)し、情報(じょうほう)科学(かがく)および情報(じょうほう)産業(さんぎょう)十分(じゅうぶん)適応(てきおう)し、工業(こうぎょう)()社会(しゃかい)とタイプを異に(ことに)するソフトウェア技術(ぎじゅつ)、とりわけ知的(ちてき)情報処理(じょうほうしょり)技術(ぎじゅつ)重点(じゅうてん)置か(おか)れた情報(じょうほう)科学(かがく)教育(きょういく)研究(けんきゅう)行なっ(おこなっ)ています。
(ほん)コースは基礎(きそ)情報(じょうほう)工学(こうがく)講座(こうざ)および知能(ちのう)工学(こうがく)講座(こうざ)の2(だい)講座(こうざ)編成(へんせい)されており、言語(げんご)理解(りかい)知識(ちしき)知能(ちのう)工学(こうがく)、マルチメディア情報(じょうほう)検索(けんさく)知的(ちてき)情報処理(じょうほうしょり)知能(ちのう)システムの創発(そうはつ)(てき)設計(せっけい)大域(たいいき)情報(じょうほう)通信(つうしん)(もう)効率(こうりつ)信頼(しんらい)(せい)解明(かいめい)、コンピュータビジョン及び(および)パターン認識(にんしき)、Web プログラム開発(かいはつ)技術(ぎじゅつ)自然(しぜん)言語(げんご)理解(りかい)感性(かんせい)情報処理(じょうほうしょり)学習(がくしゅう)教育(きょういく)システム、ソフトコンピューティングと信号(しんごう)処理(しょり)などの研究(けんきゅう)教育(きょういく)行なっ(おこなっ)ています。

(ひかり)システム工学(こうがく)コース

近年(きんねん)光子(こうし)用い(もちい)情報(じょうほう)入力(にゅうりょく)処理(しょり)伝送(でんそう)及び(および)出力(しゅつりょく)(表示(ひょうじ))を行う(おこなう)フォトニクスの進歩(しんぽ)はめざましく、20世紀(せいき)技術(ぎじゅつ)(てき)発展(はってん)原動力(げんどうりょく)になったエレクトロニクスの限界(げんかい)を、電子(でんし)よりも高速(こうそく)で、電磁(でんじ)干渉(かんしょう)少ない(すくない)光子(こうし)用いる(もちいる)ことによって着実(ちゃくじつ)打破(だは)しています。
それゆえに、フォトニクスは21世紀(せいき)支える(ささえる)基盤(きばん)技術(ぎじゅつ)一つ(ひとつ)とみなされています。このことは、半導体(はんどうたい)レーザーと光ファイバー(ひかりふぁいばー)基本(きほん)(てき)構成(こうせい)要素(ようそ)とする光ファイバー(ひかりふぁいばー)通信(つうしん)が、その通信(つうしん)容量(ようりょう)において、マイクロ()通信(つうしん)同軸(どうじく)ケーブルを用いる(もちいる)通信(つうしん)圧倒的(あっとうてき)凌駕(りょうが)していることからも明らか(あきらか)です。
このようにフォトニクスはその将来(しょうらい)無限(むげん)可能(かのう)(せい)秘め(ひめ)ているが、それだけにその包含(ほうがん)する技術(ぎじゅつ)内容(ないよう)は、極めて(きわめて)多岐(たき)にわたっています。様々(さまざま)技術(ぎじゅつ)内容(ないよう)で21 世紀(せいき)支える(ささえる)技術(ぎじゅつ)という観点(かんてん)から見る(みる)と、解決(かいけつ)されるべき、あるいは実現(じつげん)期待(きたい)されている技術(ぎじゅつ)課題(かだい)非常(ひじょう)多い(おおい)ことが分かり(わかり)ます。しかも、フォトニクスでは、個々(ここ)技術(ぎじゅつ)複雑(ふくざつ)絡み合っ(からみあっ)(うえ)従来(じゅうらい)技術(ぎじゅつ)では()られなかった能力(のうりょく)発揮(はっき)されています。
したがって、フォトニクスの(かく)要素(ようそ)技術(ぎじゅつ)別個(べっこ)()関係(かんけい)なく研究(けんきゅう)することは、非常(ひじょう)効率(こうりつ)悪く(わるく)材料(ざいりょう)、デバイスから装置(そうち)、システムまで一貫(いっかん)した体系(たいけい)のもとに研究(けんきゅう)教育(きょういく)行っ(おこなっ)初めて(はじめて)フォトニクス技術(ぎじゅつ)全体(ぜんたい)効率(こうりつ)(てき)発展(はってん)させることができます。
このような状況(じょうきょう)考慮(こうりょ)し、フォトニクスを真に(しんに)21世紀(せいき)支える(ささえる)基盤(きばん)技術(ぎじゅつ)として育成(いくせい)するために、フォトニクスを材料(ざいりょう)、デバイスから装置(そうち)、システムまで一貫(いっかん)して研究(けんきゅう)することによりフォトニクスの工学(こうがく)(てき)体系(たいけい)確立(かくりつ)し、教育(きょういく)するのが(ほん)教育(きょういく)()(ひかり)システム工学(こうがく)コースです。

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