建設創造システム工学コース

社会の急速な高度情報化、国際化などに対応した、効率的な生産活動を可能にする国土を形成 し、安全で安心・快適な生活環境ならびに居住環境を創造するために、生産基盤、生活基盤などの社会資本やその運用システムを自然環境と調和させながら機能的、体系的に整備、拡充していくことが 必要である。このような観点から、本コースでは、社会的、経済的、工学的な広い視野にもとづく生活・生産基盤施設、交通施設、防災施設、環境保全施設などの調査・計画、設計・施工・運用システムおよび維持管理に関わる技術について研究・教育を行うことを目的としている。
本コースは、上記の目的を達成するために、担当教員が、建設構造工学、環境整備工学、社会基盤工学、社会システム工学の4講座に分かれて研究課題に取り組んでいる。

機械創造システム工学コース

今日、科学・技術の飛躍的発展とともに、機械は、情報・エレクトロニクスなどの高付加価値を 組み入れることによりメカトロニクス化し、利用者・製造者にとってますます身近な工業製品となり、社会生活の 基盤としての地位を増大させている。今後は、原子・分子の超微細なオーダーから巨大構造物や生産システム・ 生活空間まで、人間に優しい機械技術のより一層の進展が期待されている。加えて、環境保全性を重視した技術、知力を付与したインテリジェンシーの高い技術や生体に学んだ機械技術いわゆる機械のバイオ化の発展がこれから の課題となっている。このように、機械工学の分野では、より広い視野に立ち境界領域にも進出できる創造性豊か な人材が必要とされている。
本コースは、こうした観点から機械科学講座、機械システム講座、知能機械学講座および生産システム 講座の4大講座で構成されている。

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