化学機能創生コース

本化学機能創生コースは、近年のめざましい技術革新のうち、各種物質材料の高度機能設計と合成、その基本的性質の解明および化学工業における合理的生産工程、装置の設計理論と応用等を指向する化学技術分野の研究・教育をめざします。
学部教育に引続き、それらをさらに充実・発展させるべく、次の3大講座が設けられています。

  1. 物質合成化学
  2. 物質機能化学
  3. 化学プロセス工学

生命テクノサイエンスコース

21世紀の人類が抱えるエネルギー、環境、医療、食糧などの諸問題の解決には、生物や生体分子が持つ優れた機能を応用するバイオテクノロジーが不可欠であり、高度な専門知識と技術を有する生物工学技術者が必要とされています。生物工学は、取扱う生物、生体分子が多様であるため、その分野も非常に広くなっています。
そのため本コースでは、生物反応工学と生物機能工学の2講座で編成し、微生物から哺乳類まで、また蛋白質、糖質、脂質、遺伝子などの生体分子および生体分子と作用する薬剤分子等に関する研究を行っています。生物工学の新技術創成には、新しい生体分子の発見、構造・機能の解析などの基礎研究の成果が必須であるため、基礎研究が重要視されているのが本コースの特徴です。
講義は、生体熱力学、生化学特論、分子生物学特論、細胞生物工学、生物物理化学特論、細胞生理学特論、微生物工学特論、分子機能工学、応用生物工学特論、生物機能工学特論、酵素学特論、生物反応工学特論、分子生物工学、生体高分子化学特論等が開講されています。

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