宮本洋二
四国歯学会 会長
徳島大学歯学部長
宮本 洋二

四国歯学会は、昭和57(1983)年に歯学・歯科医療の進歩、発展に寄与すべく徳島大学歯学部を中心として広く四国4県の諸先生方のご協力を得て創設された学会で、今年で36年を迎えます。
 例年、総会と年2回の例会を開催しており、歯学部教員や学生の研究発表はもとより、教授就任講演、留学帰国者の帰朝講演、受賞記念講演などの特別講演のほか、基礎、臨床の教育指導講演を行っています。例会とは別に徳島県歯科医師会と共催で、1年に一度 歯科医療のトレンドをテーマに高名な先生を招聘して学術講演会も催しております。
平成19年に口腔保健学科が設置され、更に口腔科学教育部に口腔保健学専攻の前期および後期大学院が設置された現在では、歯科医療だけでなく、歯科医師、歯学研究者以外による幅広い分野の発表も増えてきております。学内外の歯学・歯科医療、福祉に関する情報交換、生涯研修の場として多くの先生方に利用していただければ幸いです。
 本学会は、機関誌として「四国歯学会雑誌」を持ち、年2回発行してまいりましたが、平成27年から雑誌名を「Journal of Oral Health and Biosciences」に変更、さらに平成29年より電子ジャーナルに移行し、英語論文も掲載されるようになり、国外へも徳島大学歯学部の研究・教育の情報が発信されるようになりました。今後も四国歯学会の機関ジャーナルとして発展することがますます期待されます。
 また、徳島大学大学院口腔科学教育部の学生に対する論文賞や学部学生の研究発表支援、学術交流協定校との国際交流の補助など年々事業が充実しております。
 四国歯学会に多くの方が入会し、歯学・歯科医療、福祉の発展に寄与いただけることを希望いたします。

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