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マイクロ波抽出装置の利用

概要

農商工連携支援

近年、予防医学的な観点から、ヒトの健康と食品機能との関係を科学的に検証した機能性食品の開発が盛んになっています。

そこで、平成23年度の徳島県農商工連携ファンドを活用し、地域の要望に応えて分析・評価の実施、製品化への機能性成分の迅速な提供をするためのマイクロ波抽出装置を試作しました。

本装置は、これまでの装置と異なり、徳島県の未利用資源の機能性成分に応じて、温度設定、有機溶媒を選択できることを特徴としており、汎用性の高い大量抽出装置です。

本事業では、産学官農コンソーシアムの総合的マネジメントによる徳島大学の研究シーズと中小零細企業の加工・製造技術を融合した農産物やその未利用農林資源から高付加価値製品の開発によって、農商工連携事業モデルの構築を目的としています。

本コンソーシアムが構築できれば、例えば、大学が評価分析したエビデンスを公開することで、効能を表示せずに成分表示のみで付加価値の高い商品開発が可能になります。また、今後、応用分野がさらに広がることが期待されています。

装置の紹介

本装置の開発に携わった、株式会社阿部鐵工所・代表取締役の阿部兼美氏による装置の開発経緯や設備について「産学官連携推進部ニュース Vol.7」に掲載をしています。

産学官連携推進部ニュースにて掲載した内容をご覧ください。

→産学官連携推進部ニュース Vol.7

装置の利用

まずは、研究支援・産官学連携センターにご連絡をいただき、ご相談内容を伺った後、装置の利用についてご説明をさせていただきます。

お問い合わせ先

研究支援・産官学連携センター
電話:088-656-7592(内線:82-4951)
E-mail:rac-info@tokushima-u.ac.jp

最終更新日:2015年6月4日

 

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