「石積み学校」の『2014年度 グッドデザイン賞』受賞について | 国立大学法人 徳島大学

「石積み学校」の『2014年度 グッドデザイン賞』受賞について

2014年10月1日

徳島大学地域創生センター地域協働デザイン部門、真田純子助教(徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部)が主催する「石積み学校」が、この度、2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

 

審査員からの評価

  • 石積みによる棚田や段畑は地域の資源でもあり、美しい景観を構成する要素である。しかしながら現実は高齢化や資金の問題などで放置され、崩壊していく例が少なくない。この「石積み学校」はそうした問題に対して、石積み技術を持つ人、習いたい人・直してほしい人の3者をマッチングし講座を開催する仕組みである。習いたい人が講師料を払うので持続性が期待できる。参加者全員が知らず知らずのうちに技術習得や達成感を味わい、いつの間にか田畑の保持、景観の保全が出来るという非常に上手い仕組みである。高齢過疎、中山間地域の保全の在り方に一石を投じている。

 

「グッドデザイン・ベスト100 デザイナーズプレゼンテーション」に出場

本年10月11日(土)から東京ミッドタウンで3日間開催される「グッドデザイン・ベスト100デザイナーズプレゼンテーション」に出場し、石積み学校について発表します。

(注)グッドデザイン・ベスト100に選定されたもののみの出場

 

グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2014(G展)」で「石積み学校」を出展

本年10月31日(金)から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2014(G 展)」会場で、石積み学校が本年度受賞作として紹介される予定です。

(注)グッドデザイン賞受賞作品すべてが出典

 

 


  • グッドデザイン賞とは
    グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は39,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞です。グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

 

 

お問い合わせ先
  • 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部
    真田 純子 助教
    電話:088-656-7578 メールアドレス:sanajun@ce.tokushima-u.ac.jp

 

 

掲載日:2014年10月1日